腹巻きに腹痛を防ぐ効果はある?

MYLOHAS / 2019年5月27日 7時20分

胃腸を傷つける生活習慣は、食べ過ぎ・飲み過ぎだけではありません。日本人に多い消化管のがんを防ぐためにも、胃腸のケアは重要。予防医学医の奥田昌子さんが教える「胃腸を最速で強くする方法」を、毎日ひとつずつご紹介します。

お腹を抱える女性 images via shutterstock

「寝冷えするとお腹が痛くなる」とよくいわれますが、じつはその原因はよくわかっていません。お腹には重要な臓器が集まっているので、気温が下がってもお腹の奥の温度は維持されるからです。

体のあちこちの体温を測った調査では、たとえ手足が冷えても、重要な臓器が集まる脳と胸、お腹は温かいことがわかりました。冷たいものをガンガン飲んだり食べたりして消化不良が起きるならともかく、パジャマからお腹が出たくらいで消化管の温度が下がるとは考えにくいのです。

可能性としては、屋内と屋外の激しい温度差で自律神経のバランスが乱れるように、体の表面と深部で温度差が起きることがあげられます。消化管が温かくても体の表面が冷え切っていると、全身をめぐる血液や神経は極端な温度差に晒されてしまいます。この状態を脳がストレスと感じて、消化管のトラブルにつながるのかもしれません。

腹巻きにはお腹の奥の温度を上げる効果はありませんが、お腹の浅い部分を冷やさない効果はあります。腹巻きで温められた血液が手足に流れれば、末端の冷えを防いで気持ちよく過ごせるでしょう。

腹巻きで安心感や心地よさを感じる人は、ぜひ使ってリラックスしてください。消化管はストレスの影響を受けやすく、リラックスがとても大切だからです。

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