怒りっぽい人が今日からできる、怒りと向き合う方法

MYLOHAS / 2019年6月12日 7時20分

喧嘩するカップル

怒りは「抑える」のではなく、「怒りとして捉えない」ために何ができるかを知っておくことが大切です。そもそも、怒りはコントロールすること自体がとても難しい性質のものだからです。

怒ることがいけないのではなく、何に対して怒っているのか明確に認識し、そして怒っている自分を受け入れるのです。「私は怒りっぽいからダメ」なのではありません。

ついカッとなってしまったときは、まず自分がカッとした原因は何か、観察してみましょう。「私は今、Aさんの◯◯という言葉が頭にきたんだな」というような具体的な観察です。そして、「私は今、すごく怒っているな」と自分の感情を観察します。

これがマインドフルネスのひとつです。すると、その怒りにまかせて怒鳴り散らしたり、イライラし続けたりせず、そのときの怒りという自分の感情に対してどんなふうに関わるかを選択できる「間」が生まれるのです。

そして一度でもその怒りを言葉や行動にして発露しなくても済んだという経験を持つと、「自分で自分の怒りに上手に対処できた」という実感、いわゆる「自己効力感」が育まれてゆき、自然と「怒りにくい」という変化が生じてゆくのです。

30日間の「自己肯定感を上げる方法」をもっと見る 川野泰周先生

川野泰周(かわの たいしゅう)先生
臨済宗建長寺派林香寺住職/RESM新横浜睡眠・呼吸メディカルケアクリニック副院長。2005年慶応義塾大学医学部医学科卒業。臨床研修修了後、慶應義塾大学病院精神神経科、国立病院機構久里浜医療センターなどで精神科医として診療に従事。2011年より大本山建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行を行った。現在は寺務の傍ら精神科診療にあたり、マインドフルネスや禅の瞑想を積極的に取り入れた治療を行う。著書に『ずぼら瞑想』(幻冬舎)、『会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン』(すばる舎)などがある。精神保健指定医・日本精神神経学会認定専門医・医師会認定産業医。

イライラしたときは……

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取材・文/島田ゆかり、image via shutterstock

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