はがしたくなる日焼けの皮。安全にむく方法とNGなやり方は?

MYLOHAS / 2019年8月28日 20時30分

日焼け

日焼け止めを塗らずに日光をたっぷり!

そんなあなたの皮膚は、そろそろパサパサになっている頃では?

しかし、そもそもなぜたっぷりと日に焼けると、皮膚がむけ始めるのでしょうか。「皮膚がむけるかどうかにかかわらず、紫外線は皮膚損傷を起こします」と話すのは、ニューヨークのマウント・サイナイ医療センターの美容・臨床皮膚科の研究ディレクター、委員会認定皮膚科医のジョシュア・ザイチナー医師です。「皮膚がむけ落ちるほどになると、皮膚に大きなダメージを及ぼします」

皮がむけるのはなぜ?

皮むけ image via shutterstock

米国の皮膚がん財団によると、紫外線には主に2つのタイプがあります。日光にはそれら両方が混在。まず紫外線A波は、もうひとつの紫外線B波よりも強度は低いですが、量が多い。A波は皮膚に深く浸透し、DNAを損傷し、老化を促進させます(つまり、シミやシワの原因になります)。一方、紫外線B波は日焼けの主な原因に。どちらも皮膚がんの形成に関わっています。

肌を守る衣服を身に着けなかったり、日焼け止めがいいかげんだったりした場合、紫外線は肌の細胞に大ダメージを与えることが。

実際、水ぶくれをともなう日焼けわずか1、2回、または水ぶくれのない日焼け5回でも、皮膚がんの最も致命的な形態であるメラノーマの生涯リスクは2倍になるのです。結果、体はそれらを切り捨ててダメージをコントロールしようとします。それが、皮がむける理由です。

日焼けの後、皮がむけるまでどれくらい?

カレンダー

日焼け後に剥離が始まるには、3日から1週間。始まりから終わりまでは約2週間かかります。やりたくてしかたないかもしれませんが、むけてきたところを無理にむがしたり引っ張ったりしないように。「すべて皮がむけると心が満たされるのは、ニキビを摘み取る満足感に似ています」(ザイチナー医師)

「しかし、それはさらに皮膚のバリアを壊し、無防備で皮膚の内部を露出させ、感染のリスクを高める可能性が」。同様に、水ぶくれができた場合は、つぶさないようにします。肌が治るまで守ってくれるのです。

皮を取り除くにはどうしたら?

クリーム image via shutterstock

一度ダメージが加わると、皮むけの発生を完全に止めることはできません。しかし、むけた皮膚の下の健康な組織に栄養を与えて、治癒を助けることはできます。

「皮膚を保湿して保護することで、むける皮膚の量を最小限に抑えることができます。 また、かゆみや刺激も最小限に抑えることも」(シカゴのノースウェスタンメモリアル病院の委員会認定皮膚科医、サマンサ・コンラッド医師)。つまり、水分を豊富に摂って、肌を可能な限り保湿するということ。

「健康的な皮膚のバリア機能は、可能な限りベストの状態へと自己修復してくれます。 日焼けはそのバリアを破壊し、水分不足と炎症が起きるのです」(ザイチナー医師)

「皮膚をできる限り良好な状態に保つため、保湿性のあるボディウォッシュや保湿剤を使ってください」。水分を閉じ込めるため、冷たいシャワーの後、まだ肌が多少湿っているときに保湿剤を使います。コンラッドさんは純粋なアロエベラ(アレルギーがないことを確認するため最初に皮膚のパッチテストをします)、そして1%のヒドロコルチゾンクリームを1日2〜3回塗ることをすすめています。

もし皮むけが痛い場合は、イブプロフェンのような市販の鎮痛剤を服用。または、冷たいお風呂につかることで和らぐはず。効果を強めたい場合は、お風呂にオートミールを浮かべても。研究では、乾燥とかゆみを緩和できる抗炎症成分を含むそう。

さらに皮むけしないよう、やわらかくて、肌に擦れない心地いい生地を身に着けます。

皮を落とすために垢すりしてもよい?

タオルで拭く女性 image via shutterstock

垢すりは、死んだ皮膚細胞をそぎ落とすのでよいアイデアに見えますが、ザイチナー医師もコンラッド医師も、ここまで述べた方法こそ最も安全だといいます。

とはいえ、この小さなカスで気が狂いそうな場合、コンラッド医師によると、皮膚が赤く、かゆく、敏感にならないようなら、清潔なタオルで優しく(絶対にごしごしこすらないように!)拭き取ってよいそう。

日焼けによる皮むけを防ぐ方法

帽子 image via shutterstock

日焼けが完全に治ると、新しく露出した肌は紫外線によるダメージをより受けやすいので、特別に注意して。

日焼けの皮むけを防ぐベストな方法は、日焼けにならないように避けること。帽子、ラッシュガード、長袖、サングラスなどで肌を覆います。また、今度こそは日焼け止めを忘れないようにしましょう。

SPFが30以上の広域スペクトル日焼け止めを常に。 ランニングや水泳など野外スポーツを行う場合は、SPF 50を。 最低でもショットグラス1杯分の日焼け止めを全身に塗ります。 ローションはくまなく塗ることができるので、スティックやスプレーよりも効果的です。 2時間おき、もしくは水泳や汗をかいた後は塗り直します。 日焼けのダメージ防ぎたい

Darcy Jacobs/How to Safely Treat Peeling Skin After a Sunburn, According to Dermatologists/STELLA MEDIX Ltd.(翻訳)

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