手帳と文具2018 第22回 仕事が速くなる! PDCA手帳術

マイナビニュース / 2018年1月13日 11時0分

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世の中の手帳術の本は2種類に大別されます。

ひとつは、特定の手帳に紐付けられているもの。著名なビジネスパーソンが開発した手帳には、専用の解説書が必ずと言っていいほど存在します。もうひとつは、手帳全般について広く解説した本です。これは各種の手帳を取りあげそれぞれの手帳について解説した上で、個別のテクニックにも触れています。

いずれにせよ、手帳に付属する記入例だけではわかりにくい部分を補完するものとして、解説書は必要とされているわけです。そして今回紹介する『仕事が速くなる! PDCA手帳術』(谷口和信/明日香出版社)は、現時点では、この2つの中間に位置する手帳術書かもしれません。その意味でとても貴重な存在です。なぜそんな言い方が可能なのかも含めて、順に説明していきましょう。

本書では、手帳の機能を、各種記入欄の解説なども含めて網羅しています。 それは例えば、P.24にある「手帳でできること」のリストにもあらわれています。ここには、タスク管理や予定管理といったオーソドックスな項目以外に、ライフログや読書や映画のメモなどの最近の流行の目的も書かれています。

またかつて流行したGTD(※1)の考え方が、著者がその方法を実践したエピソードとともに紹介してあります。原典の書名も記されていますが、概要はこの本の記述で十分にわかります。プロジェクトの分解法として、A3用紙とふせんを使う方法も紹介されています。つまり実用的なノウハウが盛りだくさんでかなり使える本だと思います。

※1 GTD
Getting Things Doneの頭文字を取ったもので、俗にライフハックと呼ばれる考え方の基礎。複数のタスクがあるときに、処理方法ごとに分類し順に処理し、またリストそのものを定期的に見直したりする方法、およびそれを含む複数のテクニック。日本では、『ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則』(デビット・アレン/二見書房)の刊行以降にポピュラーになった。

○予定と実績を記録しフィードバックしていくのがPDCA手帳術

本書のタイトルになっている「PDCA手帳術」とは何でしょうか。

ひとことで言えば、PDCAの考え方、すなわちPlan=計画、Do=実行、Check=検証、Action=行動のサイクルを手帳の中で実践することです。予定を立てて手帳に記入し、実行。実際の結果を記入して振り返り、更に未来にフィードバックしていく。これを日々の予定だけでなく、検証項目や行動、仕事の内容についてまで、記録して見える化し、修正・改善していくというわけです。

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