アンチエイジングの事始め 第4回 アンチエイジングにいい食べ物は?

マイナビニュース / 2018年2月12日 10時45分

写真

画像提供:マイナビニュース

アンチエイジングのためにチョコレートは食べておきたい

全日本菓子協会などの調査によれば、2015年の日本人の年間チョコレート消費量は、1人当たり2.01kgでした。ドイツの11.7kg、スイスの10.2kg、ノルウェーの9.4kgと比較すると、日本人が食べているチョコレート量が少ないことがうかがえます。

チョコレートの原料であるカカオ豆は、紀元前2000年マヤ文明の頃から食べられていました。当時は王様や貴族など、限られた人しか口にできない貴重な飲み物で、「不老長寿の薬」として扱われました。チョコレート飲料は現代で言うエナジードリンクのような立ち位置で、一般社会で飲まれるようになってからも薬として扱われ、薬店や薬局で販売されていました。現代からは想像できないほど、かなり苦味の強い味だったようです。

1828年にオランダのバンホーテンがカカオ豆からココアを開発し、1847年に英国で固形チョコレートが製造され、飲むチョコレートから食べるチョコレートに変貌を遂げました。
○災害備蓄食にチョコを用いる理由

このように長い歴史を持つチョコレート(カカオ豆)ですが、摂取によってさまざまなメリットが得られることがこれまでに明らかになっています。具体的に紹介していきましょう。

海外のホテルなどで、就寝時の枕元に「安らかな眠りのために」などのメッセージと共にチョコレートが置かれているのを見かけたことはないでしょうか。チョコに含まれるカフェインには眠気を覚ます作用があるため、一見すると矛盾しているように感じます。

実はチョコレートに含まれるテオブロミンや甘みには、「心身にやすらぎを与える」作用があるようです。災害備蓄食や軍隊の携行食(レーション)としてもチョコレートが多用されます。高カロリーでエネルギー補給に優れていることに加え、災害や戦場という緊張状態での「安らぎ効果」も期待されていると考えられます。そのほか、チョコレートには血圧を下げる作用や心臓病を予防する効果があることも近年の研究で解明されてきました。
○アンチエイジング向きの成分が多く含有

ただ、女性にとって最もうれしいのはチョコレートのアンチエイジング作用ではないでしょうか。チョコレートにはカカオポリフェノールやビタミンB群、ビタミンE、各種ミネラルなど、さまざまなアンチエイジング成分が含まれています。

特に有名なカカオポリフェノール(ポリフェノール)は、植物の種が熟すまで動物に食べられるのを避けたり、紫外線を防御したりするなど、「植物自身の生体防御」作用を持っています。生物が生活をする際に絶えず曝されている「酸化ストレス(老化の原因)」からの防御や、コレステロールの酸化を防ぐなど、生活習慣病予防にも役立つことが研究で報告されています。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
マイナビニュース

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング