「振込払い」と「手形払い」の違いは?【ビジネス用語】

マイナビニュース / 2018年4月17日 10時40分

写真

画像提供:マイナビニュース

はじめての契約で取引相手から、「これ、掛けで払うから。3カ月手形でいいかな」と言われた。よく分からないまま、上司に伝えて了承してもらい、契約は無事成立したけど、そもそも手形って何? ということで今回は、いくつかある決済手段の中から「振込払い」と「手形払い」についてご紹介します。

○■「掛け取引」について

私たちが普段の生活で使用する決済手段(支払い方法)と言えば、現金や電子マネーが一般的でしょう。しかし、一日に何十件、何百件もの取引が行われたり、時に高額になることもある企業対企業(BtoB)の取引には不向きです。そこで企業は、一定期間の取引分を後からまとめて支払うことができる「掛け取引」を行います。いわゆる「ツケ」ですね。

「掛け取引」となった代金は、請求する側にとっては「売掛金」、支払う側にとっては「買掛金」となります。企業によって締日は異なりますが、1カ月分をまとめて支払うのが一般的です。決済手段はいくつかありますが、次項では、企業間取引でよく利用される「振込払い」と「手形払い」について解説します。
○■振込払い

どんな企業でも金融機関に口座を保有しているため、企業間取引では「振込払い」が主流となっています。企業によって締日や支払い条件などは異なり、「20日締めの翌月末払い」であれば、前月21日~当月20日までに発生した取引分を、翌月末までに金融機関を通してまとめて支払うことになります。

振込払いには、1件ごとに振込手数料がかかります。一般的に、送金先の金融機関(当行か他行か)や金額(3万円未満か以上か)、送金方法(窓口/ATM/IB/FB)といった条件によって額は異なりますが、無料または108円~864円かかるのが相場です。また、PCから振込手続きを行うことができるIB(※1)やFB(※2)を導入すれば、銀行に出向く手間を削減することも可能です。
なるべく手数料が安く、手間のかからない送金方法を選択すると良いでしょう。

(※1)IBとはインターネットバンキングの略。パソコンを使い、インターネット上で処理を行います。

(※2)FBとはファームバンキングの略。企業内に設置した専用端末から銀行サーバーにアクセスして処理を行います。インターネットバンキングよりセキュリティでの安全性が高い。
○■手形払い

「振込払い」は、指定した支払日に代金の支払いが完了します。つまり、数千万あるいは億単位にものぼる大きな取引の場合であっても、支払期日までに現金を口座に用意しなければなりません。もちろん資金に余裕があれば問題ありませんが、現金を工面することが難しい場合もあるでしょう。では、どうするか。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
マイナビニュース

トピックスRSS

ランキング