ゼロからはじめるPython 第27回 最強Python環境Colaboratoryを使いこなそう(その1)

マイナビニュース / 2018年4月16日 8時23分

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前回、インストール不要でかつ無料で使えるPython環境Google Colaboratoryについて紹介した。Colaboratoryは、機械学習の教育や研究のために提供されているPythonの実行環境だ。Googleアカウントさえあれば、インストール不要で、WebブラウザからPythonと機械学習ライブラリを利用できる。クラウド上にある、それなりに性能の良いマシンが無料で使い放題ということで、一部で相当に盛り上がっている。

今回は、前回に引き続き、Colaboratoryの使い方を紹介する。とは言え、いきなり機械学習を学ぶのは敷居が高いので、今回は、電卓として使ったり、カレンダーを表示したり、CSVビューアとして使う方法を紹介しよう。一見すると、本来の目的とは違った用途だが、Colaboratoryの汎用性の高さを実感することができるだろう。

○電卓の代わりに使おう

まずは、Colaboratoryを多機能電卓として使ってみよう。Colaboratoryには、最先端のディープラーニングも実践できるTensorFlowがインストールされているのだが、ただの四則演算も可能だ。

前回の手順を参考にしつつ、「PYTHON3の新しいノートブック」を作成しよう。そして、入力ボックスに、以下のような計算を書き込もう。これは、とある懇親会の会費を計算するもので、合計金額を参加人数で割って、一人当たりの支払額を計算したものだ。

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実行ボタンを押すと、実行結果がすぐ下に表示される。

基本的に、ColaboratoryでPYTHON3のノートブックを作成した場合、Python3のプログラムが実行できるようになるのだが、計算式だけを書いて、その結果を調べることもできる。つまり、Pythonで「/」の記号は割り算を意味している。

なお、Pythonを電卓として使う方法は、本連載の5回目で紹介しており、後半で計算に役立つ機能を紹介しているので、参考にして欲しい。

また、わざわざ、実行ボタンを押さなくても、計算式(やプログラム)を打ち込んで、[Ctrl]+[Enter]キーを押すと、式が評価され結果が表示されるので、マウスを使わないキーボード派にも優しい設計になっている。なお、[Shift]+[Enter]キーを押すと、式を評価した後で実行結果の下に新たな入力ボックスを挿入してくれる。ショートカットキーの一覧は、メニューの[ツール > キーボードショートカット]で確認できる。

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