AI分析ツール「AIXON」導入でクロスセルの効果を出したGMOペパボ「minne」

マイナビニュース / 2018年5月17日 11時30分

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●AIだからできた、大量のデータから人間では気づかない相関の発見
○AIを使って約760万点の作品とユーザーとを結びつける

ハンドメイドマーケット「minne」が、AI活用で成果を上げている。minneはGMOペパボが2012年から展開しているハンドメイド作品を扱うマーケットプレイスだ。登録している作家・クリエイターは約42万人、作品数は約763万点、スマホアプリは911万ダウンロードという実績で、C2Cのハンドメイドマーケットの「定番ブランド」になっている。

そんなminneが作品数や会員数が増加する中で抱えた課題の1つが、作品とマーケットの利用者をどう結びつけるかだった。既製品であれば利用者がほしいと思う商品は品番やメーカー名から簡単に探し出すことができる。だが、ハンドメイド作品の場合、作品と利用者がどのような「出会い」をするかに明確な法則性がない。そこで重要になってくるのが、マーケットとしての「場のつくり方」だ。

minneでは、カテゴリーや人気ランキング、キーワード検索、作家ごとの作品ページなどを設け、作品を探しやすくする工夫を行ってきた。また、minneからのおすすめ、ピックアップ、読み物といった作品や作家の魅力を伝えるメディア的な展開にも積極的に取り組んできた。

例えば、カテゴリーは現在、アクセサリー、ファッション、バッグ・財布・小物、ペットグッズ、食べ物など16に分かれており、さらにそれらは数十のサブカテゴリーに分類されている。色や素材、作家などから作品をキーワード検索したり、作家のプロフィールページから、ほかの作品を探したりすることもできる。

GMOペパボ社長室マーケティング統括チームマネージャー 相田傑氏

AI活用のプロジェクトを指揮したGMOペパボ社長室マーケティング統括チームマネージャーの相田傑氏は、AI導入の狙いについてこう話す。

「作品の見せ方や雰囲気の伝え方ひとつが、作品の売れ行きを大きく左右します。運営を続けるなかでそうした多くのノウハウを蓄積してきましたが、中には根拠が明確ではない経験則や暗黙知のようなものもありました。また、これまで蓄積してきた膨大なデータがあったのですが、新しい知見を得るためのデータ活用は十分に進んでいませんでした。AIを使うことでそれらをうまく汲み取ることができないか、約763万点の作品とユーザーとをうまく結びつけられないか、そう考えたことからAIの活用が始まりました」(相田氏)

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