海外モバイルトピックス 第153回 SIM無しスマホが香港で登場、日本の格安SIMキャリアも導入してほしい

マイナビニュース / 2018年6月22日 21時37分

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日本では格安SIM、格安スマホという言葉が一般的なものになりつつあります。スマートフォンを使うためには今まで意識していなかったSIMカードが必要なことが、格安SIMの普及でだんだんと認知され始めています。契約者情報の書きこまれたSIMカードを入れることで、スマートフォンは携帯電話回線を利用できるようになるのです。

ところがそのSIMカードがいらないスマートフォンが登場しました。香港でブロードバンドとWi-Fiサービスを展開している「香港ブロードバンド(HKBN)」のスマートフォン「Global Phone」は、正真正銘のSIMカードなしで使えるスマートフォンなのです。

Global Phoneのスペックは5.5インチ1,920x1,080ピクセルディスプレイ、チップセットがSnapdragon 652、RAM4GB、ROM32GB、カメラはメインが1,300万画素、フロントが800万画素。バッテリー容量は2,950mAhです。価格は2,680香港ドル(約3万7,600円)で、スペックを考えるとまあまあ妥当な値段でしょう。

しかし他のスマートフォンにはない最大の特徴がSIMカードなしで利用できる点です。これは香港のucloudlink社のvSIMソリューションを使っています。vSIMはバーチャルSIMの意味で、利用先で自動的に最適なSIMカードをクラウド側で選んで端末に割り当ててくれるのです。Global Phoneはその名の通り、海外での利用を考えたスマートフォンですが、海外へ到着後、Global PhoneにSIMカードが入っていなくとも、現地のキャリアの電波をつかんでそのまま利用できるのです。

難しいことは考えずに、Global Phoneを海外に持ち出して電源を入れると、SIMカードが入っていなくても現地の電波を拾ってくれます。Global Phoneの毎月の料金プランは世界データ5GBで約2,800円(198香港ドル)/月。つまり3,000円弱を払えば世界どこへ行ってもその場ですぐに5GBまでのデータ通信を利用できるのです。

スマートフォンを使う場合は、まずSIMカード契約をしてそれを本体に入れる必要がありました。ところがGlobal PhoneはHKBNと契約はする必要があるものの、SIMカードを受け取ったり入れる必要が無いのです。しかも世界60か国で利用可能。海外旅行や出張の多い人には最適なスマートフォンと言えます。

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