友だち送金機能、故障から4時間で代替機……ドコモ2019年夏発表会で登場したサービスまとめ

マイナビニュース / 2019年5月18日 6時0分

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●なにが変わる? 「d払い」
NTTドコモの2019年夏新製品発表会では、新しい端末購入補助「スマホおかえしプログラム」が大きく注目されましたが、スマホ決済サービス「d払い」の機能拡充、時短できる料理キット「dミールキット」の提供、スマホのカメラで肌解析する「FACE LOG」の提供、「あんしんパック」のリニューアルなど、新発表された他のサービスの充実ぶりも見逃せません。

○「d払い」に友だち送金機能

まず、決済サービス「d払い」では、3つの機能が追加されます。

1つめは「ウォレット機能」で9月末に提供予定。これはドコモ口座と連携するサービスで、銀行口座、コンビニのATM・窓口からのチャージや、他のdアカウントユーザーへの送金、銀行口座やコンビニATMへの出金がスマホの「d払い」アプリで行えるようになります。

友だちに送金できることから、発表会に登壇したNTTドコモ 代表取締役社長の吉澤和弘氏も「割り勘のときに、手間が省けますね」と笑顔で説明しました。実際、金銭のやり取りをデジタルで行えば小銭を用意する必要がなくなり、また履歴が残るので「払った」「払っていない」などのトラブルも避けられそうです。

○来店前に注文、決済ができる

2つめは「d払い ミニアプリ」の提供で、2019年秋以降にアップデートが予定されています。dポイント加盟店のサービスをシームレスに利用できるプラットフォームになっており、ユーザーは加盟店ごとのアプリを個々にインストールする手間も、また認証、決済の手続きをする手間も不要になります。

特筆すべきは、事前注文・事前決済が可能になること。例えばマクドナルドなどの飲食店で利用すれば、店舗では事前予約したセットメニュー(d払いで決済済み)を受け取るだけになります。JapanTaxiなどのタクシー会社で利用すれば、現在地にタクシーを呼ぶことができ、財布に大きな紙幣しか入っていなくても、d払いで支払えるためドライバーにも優しいでしょう。

吉澤社長は「スポーツ観戦のスタジアムでは、席にいながらにして注文、デリバリー、決済が行えます。駐車場の予約、決済などにも対応していきたい。飲食、小売、あらゆる購買体験をお得に、便利にしていきます」と力を込めます。

○お店側のQRコードを読み取って決済

3つめは「読み取る決済」で、6月末から提供予定。これまで“QRコード決済”と言うと、ユーザー側がQRコードを提示する決済手段のイメージがありましたが、今回のサービスはDigital Garage社のマルチQRを利用した「Cloud Pay」を採用したもので、店舗側がQRコードを提示します。

つまりユーザー側が任意のアプリで店舗のQRコードを読み取ることで、決済が完了。”なんとかPay”の乱立する昨今、店舗側でもスタッフの研修が間に合わないなどの問題が起こっていますが、これならQRコード決済がとてもスムーズになるでしょう。

吉澤社長は「d払い、メルペイ、LINE Pay、Alipay、WeChatPayなど複数の決済サービスに対応できます」とアピール。今後はドコモの営業リソースを活用して、加盟店をどんどん広げていきたい、と説明していました。

●ドコモが食と健康もサポート
食と健康に着目したサービスも、2つ発表されました。1つは、オイシックス・ラ・大地と協業した「dミールキット powered by Oisix」の提供で、7月からサービスインする予定。

吉澤社長は「子育て世代に向けて開発しました。共稼ぎで忙しい、でも料理は手抜きしていると思われたくない、そんな家庭に向けて安心安全な食材を組み合わせた料理キットを提供します」と説明します。

○食事1回分の食材がパックで届く

「dミールキット定期便」では週に1度、5日間のミールキットメニューが提案され、自宅まで届きます。

献立を考えるのが億劫、買い物に行く時間がない、そんな人に最適なサービスになりそうです。毎週、新しいメニューが出てくるので、飽きることもないとのこと。このほか、最短5分で主菜と副菜が用意できる料理キット「おいしい5min.(ファイブミニッツ)」も紹介されました。

○スマホのカメラで肌年齢チェック

ソニーネットワークコミュニケーションズとの協業による「FACE LOG」は、6月から無料で提供します。

スマホのカメラで肌を撮影することで、肌年齢、シミ、しわ、毛穴などの6項目から健康状態を解析するという内容。エステサロンで使われる、ソニーの肌解析サービス「BeautyExplorer(ビューティーエクスプローラー)」のアルゴリズムを活用しているため、精度の高い肌解析が可能になったそうです。

サービスでは、肌の状態をレポートにまとめてログを保存したり、肌をキレイにするための行動が提案されるほか、(ユーザーの同意を得た上で)肌データを三越伊勢丹グループなどのパートナー企業と連携、スキンケアや化粧品の提案を行っていくとしています。

●4時間以内でスマホが届く!?
このほか、スマートフォンのトラブルを総合的に補償する「ケータイ補償サービス」がさらに便利になります。

故障などのトラブルに見舞われたときこそ、大手キャリアで良かった、と思うもの。これまでドコモでは、最短で翌日には代替機をユーザーに届けていましたが、6月以降は、申し込みから4時間以内で代替機を届けるエクスプレス配送に対応(配送エリアは、東京都23区内および大阪市内)します。

さらに、故障診断でドコモショップに来店した場合は、その場で交換電話機を持ち帰りできるサービスも順次開始予定です。

また、7月以降に、補償サービスや遠隔サポート、セキュリティサービスをパックにした「あんしんパック」をリニューアル。スマホなどのモバイル機器を対象にしていた旧来の「あんしんパック」を「あんしんパックモバイル」とし、PCなどのデジタル機器を対象にした「あんしんパックホーム」を新設する考えです。

この「あんしんパックホーム」では、「ドコモ光」などの契約者が家庭内で使用しているPC、テレビ、ゲーム機、プリンターなどの故障や破損を補償できるようにしました。「お客様が安心してデジタル機器を使えるよう、しっかりサポートしてまいります」と吉澤社長。

ドコモならではの安心・安全を感じられる新サービスが紹介された、2019年夏 新製品発表会。パートナー企業と”協創”する「+d」の取り組みを通じて、社会的課題の解決を目指す中期経営計画の方針が、今回の発表会でも色濃く感じられました。
(近藤謙太郎)

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