ファーウェイの新スマホ「P30 Pro」「P30」「P30 lite」発表会 - 写真の常識を変える

マイナビニュース / 2019年5月22日 21時9分

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ファーウェイ・ジャパンは5月21日、スマートフォン「Pシリーズ」の最新3モデル、「P30 Pro」「P30」「P30 lite」を発表しました。最上位のP30 Proは世界初のLeicaクアッドカメラ搭載モデルで、NTTドコモの2019夏モデル「HUAWEI P30 Pro HW-02L」として投入される予定です(5月22日、ドコモが予約受け付けの中止を発表しましたが、発売中止までにはいたっていません)。

P30とP30 liteは、MVNO各社、家電量販店などにて5月24日より発売されるSIMフリー端末で、推定市場価格(税別)はP30が77,880円、P30 liteが32,880円となっています。ここでは発表会の模様を中心にお伝えします。

発表会に登壇したファーウェイの呉波氏はプレゼンの冒頭、2019年第1四半期におけるグローバルの販売実績について紹介しました。スマートフォンの出荷台数は5,900万台に到達、市場シェアは世界2位(19%)となり、3位のアップル(11.7%)に差をつけつつある状況。日本国内のSIMフリー市場においても、2年連続でシェア1位を維持しているとしました。

○カメラに注力したPシリーズ

発表会の壇上では、Pシリーズの注目ポイントであるカメラ機能の説明に多くの時間が割かれました。P30 Proは世界初のLeica(ライカ)クアッドカメラを採用したモデルで、最大50倍のデジタルズームを実現しています。

P30はLeicaトリプルカメラを搭載、AI HDR+技術により、メインカメラでもサブカメラでも明るく鮮明な写真撮影が可能に。驚くのは、エントリーモデルのP30 liteにもトリプルカメラを搭載したこと(Leica銘ではありません)。このコストパフォーマンスの高さは、競合他社がそうそう真似できるものではなさそうです。

4000万画素の広角カメラを備えたP30 ProとP30ですが、共通の技術として、RYYB(赤・黄・黄・青)によるデジタルセンサーが搭載されました。従来のRGGB方式と比較して40%増の光を取り込めるため、高感度撮影などに効果を発揮しているとのこと。

プレゼンターを務めたファーウェイ・ジャパンの阿部崇氏は「天の川銀河やオーロラも鮮明に撮影できます」とし、実際にP30 Proで撮影した、月のクレーターまでハッキリと写っている写真を披露しました。

最大50倍のデジタルズームとともに驚いたのが、超高感度センサーによる撮影。肉眼ではほとんど何も見えないような真っ暗闇でも、P30 ProやP30で撮影すると、まるでフラッシュを焚いたかのように鮮やかに映ります。これについてはハンズオン会場で行われていたデモが分かりやすかったので、以下の動画をご覧ください。

広角レンズと望遠レンズを同時に使って撮影できる「デュアルビュービデオ」もユニークな新機能。阿部氏は「例えば、お子さんの運動会でも使っていただけます。主役をカメラで追いながら、周囲で盛り上がる様子も同時に撮影してもらえます」と話しました。

ちなみに、ベンチマークの値でも前機種のP20 Proを完全に凌駕しているP30 Pro。具体的には、CPUは75%向上、GPUは46%向上、NPUにいたっては226%も向上しています(NPUはAI処理を高速に実行するプロセッサ)。こうした高いパフォーマンスにより、カメラを使ったスキャニング「HUAWEI 3Dモデリング」、ものさしやメジャーがなくても被写体の長さや体積を測定できる「HUAWEI AR測定」が利用できる、と阿部氏。

ファーウェイのスマホでカメラ×AI技術といえば、AIが被写体や撮影環境を判断して、撮影の設定を自動で最適化する独自技術を連想する人もいるでしょう。これまで最上位モデルが備えていたこの機能、エントリーモデルのP30 liteにも標準搭載されました。アウトカメラでは22種類の、インカメラでは8種類のシーンに対応。カメラが「犬」「夕焼け」「テキスト」などを自動で判断してくれるので、簡単に良い写真が撮影できそうです。

P30 liteには、P30 ProとP30にはないカラバリを用意。グラデーション層と光の反射層が美しいピーコックブルーモデルは、見る角度によって色が変化するデザイン。「光の下でドラマチックに輝きます。孔雀の羽や、羽毛をモチーフにしています」(阿部氏)。ハンズオン会場では報道陣たちの評価も高かったようです。

複数の実機が用意されたハンズオン会場は、端末の触り心地や新機能を試す報道陣で賑わっていました。

○ワイヤレスイヤホンも発売

このほかアクセサリーとして、ネックバンド型のワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeLace」を6月下旬に発売。推定市場価格は8,880円前後となっています。最大18時間の連続再生に対応する防水・防塵モデルで、クリアな音質と広い音域が特徴。見た目もスタイリッシュです。

スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」には、新たなエレガントモデルが追加されました。高精細な1.2インチの有機ELディスプレイを搭載したモデルで、ケース径42mmと現行の製品(46mm)より4mmもサイズダウン。女性の腕にも巻きやすいことでしょう。

また、数年前から東京・銀座を皮切りに拡大してきたアフターサービス拠点については、今後も増やしていく方針です。7月から順次、全国に20店舗を新設するとのこと。出店リストには千葉、京都、埼玉、鹿児島などが含まれています。
(近藤謙太郎)

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