人事にSNSは見られている! 就活中に気をつけたいSNSの使い方

マイナビニュース / 2019年10月23日 14時28分

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誰もがSNSを使う時代、ひとつやふたつSNSのアカウントを持っている人も多いのではないだろうか。もちろん就活生もSNSのアカウントを持っている人が大半だろう。就職活動でよく耳にする、人事にSNSを見られているという噂。どうやらこれは事実であるようだ。

SNSやネットでの発言が内定に関わってくるといわれる時代、求職者のSNSやWebサイトのチェックを専門とする「MiKiWaMe」(見極め)というサービスがあるのをご存じだろうか。

「MiKiWaMe」とは2019年7月に登場した、風評被害対策に強い弁護士指導の下、専門チームがSNSやWebサイトをチェックするサービス。求職者の同意の上で、採用時に面接前の求職者がどのような発言をしているのか、どのような交友関係を持った人物なのか、どのような文章を書き、画像を投稿しているかなどを調査しているという。

そこで今回は、「MiKiWaMe」の担当者に就活におけるSNSの使い方について話を聞いた。
○SNSを人事はチェックしている?

まず始めに、一番気になるSNSを人事がチェックしているのかについて聞いてみた。

「はい。チェックしている企業は近年増加していると思います。SNSチェックで注目しているところは発言、交友関係の部分でしょうか。Facebookなどでは共有の知人を確認して、どんな企業の人とつながりがあるのかなども確認しているようです」

人事や採用担当は、これから活躍してくれる人材を探すのが仕事。会社の不利益となる人物の採用は避けたいのが本音だろう。そのため、履歴書やエントリーシートだけでなく、SNSの投稿まで確認し、採用のミスマッチを防ぐためにチェックをしていることが多いようだ。

「アメリカでは、入国者に対してSNSのアカウント情報提出を義務付けています。投稿内容から、国家の治安や安全に危険を与える人物か判断されているようです。実際、SNSでの交友関係を理由に入国を拒まれたケースもあり、SNSでの投稿内容は人を判断する材料として捉えられていると考えられます」

就職活動だけでなく、入国審査にもSNSのアカウント提出が求められることがあるという。SNSの投稿内容やフォロー・フォロワーなどの交友関係は、人物を知る上でのひとつの指標となっているのだろう。
○どのSNSが見られているの?

人事がよく見るのは「Twitter」「Facebook」だという。また、「Instagram」や「個人ブログ」も確認されることがあるとのこと。一般的によく知られているSNSは確認されるようである。チェックするタイミングとしては一次面接前や最終面接前などが多いという。面接前にどのような人物か調べられているようだ。

これらは、リア垢と呼ばれる実名から分かるアカウントが確認される。鍵のかかった鍵垢や、ハンドルネームを使った趣味のアカウントなどの裏垢は人事も確認が難しいため、確認されることはあまりないという。ただし、明らかに本人と分かる投稿では、特定されることもあるため注意が必要だ。
○不採用につながるNGな投稿は?

実際のところどのような投稿が採用に影響を与えるのだろう。基本的には公的な場面においてどのような発言しているかに注目されるという。ヘイトスピーチといった心証を悪くする投稿や、社会のルールやマナー違反などがうかがえる投稿は採用後の不安につながるため、合否の判断材料にされるようだ。

「転職の際に具体的にあった例では、SNS上で現就職企業のネガティブなところを発言してしまっていた方がいます。この方は前職時にも同様の投稿がありました。人事がその発言を見ることによって予見されるリスクとして、入社後に組織内で周りにもネガティブな会話を生んでしまい、複数人同時に退職してしまうかもしれないという可能性を秘めています」

SNSの投稿内容は、しっかりと見られているという意識を持つことが大切だというところだろう。ちょっとした愚痴でも、誰かの目に留まるかもしれない。軽はずみな投稿を避けておくことが社会人になる者としてのマナーといえるだろう。
○今からできる対策は?

それでは、就活時にSNSを使う場合、特に何に気をつければよいのだろうか。

「気をつけていただきたいこととしてはSNS・Webは公的の場であるという意識を持ついうことです。例えば外出時に身なりに気をつけるのと同じように、SNS上でもきちんとした対応をするということですね」

SNSは誰もが使う時代。自分の名前を出したアカウントは、誰かに見られているということを忘れないことが大切だろう。鍵をかけていても、他の人とのリプライや会話から投稿内容が推測されることもある。人の目に触れる場面でのやり取りには、気をつけておくようにしたいところだ。

「SNSアカウントは自己ブランディングのツールとして活用することもできます。そのように活用している方々もたくさんおられますので真似をしてみていただけるといいかもしれません」

SNSは悪い面ばかりではない。エントリーシートには書ききれない、学生時代の体験や経験のアピールができたり、名前を出すことでOBやOGとのつながりができたりすることもある。SNSで判断されるからこそ、活用してしまうことも就活の戦略のひとつとなるだろう。

就活中は、SNSで情報を得る場面も多くある。不安な時はアカウントに鍵をかける、就活用のアカウントを作るなど、自分で対策をすることも自己管理能力といえる。SNSを使っている人は、一度投稿内容を見直すところから始めてみてはいかがだろうか。
(MN ワーク&ライフ編集部)

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