SAPがビジネスプロセスを永続的に最適化するソリューション群

マイナビニュース / 2019年10月18日 18時20分

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SAPは10月18日、都内でプロセス最適化プラットフォームに関するプレスセミナーを開催し、「SAP Intelligent Robotic Process Automation(RPA)」「SAP Intelligent Business Process Management(BPM)」「SAP Cloud Platform Process Visibility」などを紹介した。

SAPジャパン バイスプレジデント プラットフォーム&テクノロジー事業本部長 チーフイノベーションオフィサーの首藤聡一郎氏は「RPAを中心に製品を提供していくが、そもそも自動化する前に、どのビジネスプロセスがスタックしているのかということを解析する必要がある。そして、解析後に自動化された業務が求めていた効果と紐づいてるか否かを監視することも必要だ。そのため、われわれではビジネスプロセスの解析後に自動化した上で効果を監視し、必要であれば再度解析する。ビジネスプロセスを永続的に最適化していくソリューションを提供する」と述べた。

解析ではプロセスマイニングを行う「SAP Process Mining by Celonis, cloud edition」、設計にはSAP Intelligent BPM、実装にはSAP Intelligent RPA、監視・補正にはSAP Cloud Platform Process Visibilityを用いることで、ビジネスプロセスを最適化していくという。

SAP Intelligent BPMは基本的にはワークフローツールであるが、チャットボット「SAP Conversational AI/CoPilot」や、ERPの画面に統合する「デジタルワークプレイス」、RPAの独立を回避するためRPAを含めた業務の自動化を設計する機能などを持つ。

SAP Cloud Platform Process Visibilityは、BPMで構築された業務プロセスの可視化やSAPが提供するアプリケーションの業務プロセスの可視化などが可能。プロセスステータスの分類やプロセスワークスペースの構成、プロセスボトルネックの特定に加え、即座に影響を与える問題を特定し効果的に対処する機能や、ビジネスに影響を与える前に問題を予測することで早期に対処する機能などを今後リリースする予定だ。

SAP Intelligent RPAは「実行形態」「AI技術との連携」「構築済みRPAボット」の3つの思想・コンセプトを持つ。

実行形態では、同社のアプリケーションおよび周辺プロセスの自動化を考慮しており、デスクトップ型とサーバ型の両方に対応し、主な業務領域としては、シェアードサービスの高度化、会計処理のデジタル化、カスタマーサービスのセルフサービス化、オペレーションの自動化、顧客データ管理などとなる。

AI技術については、SAP Conversational AI/CoPilot、機械学習などのテクノロジーをシームレスに統合し、エンドツーエンドで自動化するという。構築済みRPAボットに関しては、すでに財務会計や調達購買、販売など16業務のコンテンツをリリースしており、今後は45業務に拡充していく。

また、同社が開発したコンテンツをすぐに使用可能な「コンテンツストア」のリリースを今後予定しており、本番環境で利用可能な整備済みコンテンツでユーザーの自動化への工程を合理化するという。
(岩井 健太)

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