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ビジネスマンが知っておくべき『グルメの新常識』 第70回 「チキンバーガー専門店」

マイナビニュース / 2021年9月24日 12時49分

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画像提供:マイナビニュース

次々に新しい料理や食材などが登場するとあって、『食のトレンド』は刻一刻と移り変わっていく。しかし、クライアントや職場の同僚と「あれ食べた?」という話になることはよくある。そんなときに「……聞いたこともない」というのは、かなりマズい。この連載では、ビジネスマンが知っておけば一目おかれる『グルメの新常識』を毎回紹介していく。第60回は「チキンバーガー専門店」。

○「チキンバーガー専門店」とは?

ファストフードの代表格ともいえるハンバーガー。一般的にハンバーガーといえば、バンズにビーフのパティを挟んだものをイメージする人も多いはず。ところが、ここ最近は鶏肉を挟んだチキンバーガーを専門的に扱う店が増えてきている。

ハンバーガーの本場アメリカでは、ビーフだけでなくチキンのハンバーガーも人気が高く、専門店も少なくない。それに比べると、日本のファストフード業界では、これまでチキンバーガーはあくまでサブメニューという位置づけだった。そこに国内の大手飲食チェーンなどが注目し、日本の新たなファストフードのジャンルとして、チキンバーガー専門店という業態にチャレンジし始めているようだ。

ひと口に「チキンバーガー専門店」といっても、店によって個性豊かなメニューが楽しめるのも特徴的。チキンの調理方法は、揚げたり、蒸したり、焼いたりとさまざまで、ソースの種類も和風から洋風まで幅広い。食材の産地やバンズにこだわる店も多く、食べ比べてみるのもおもしろそうだ。
○「チキンバーガー専門店」はどこにある?

今年に入って、都内を中心に新店が続々オープンしている。今年8月、品川区のJR大井町駅近くに1号店をオープンした「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」もその一つだ。居酒屋チェーン「鳥貴族」を運営する鳥貴族ホールディングスのグループ会社が手掛けており、「あのトリキがチキンバーガー専門店を始めた!」と、大きな話題になっている。

ボリュームのある100グラムの鶏むね肉を使用した「トリキバーガー」は、サクッとした衣とジューシーな肉の旨味が味わえる看板メニュー。その他、焼鳥のたれを改良した照り焼きソースがたまらない「焼鳥バーガー~てりやき~」、ほぐした鶏むね肉を挟んだヘルシーな「サラダチキン(バジル、柚子胡椒マヨの2種類)」など、計8種類のチキンバーガーが楽しめる。

「チキンや野菜などの生鮮食品はもちろん、バンズに使う小麦までとことん国産にこだわることで、高品質なチキンバーガーを開発しました。開店から1カ月ほど経ちましたが、年齢や性別を問わず様々な層の方にご来店いただいています」(トリキバーガー 代表取締役社長 髙田哲也さん) “価格で選ぶのではなく、一番食べたいものを選んでほしい”という想いから、単品バーガー390円、セットメニュー590円と、それぞれの価格を統一しているのも特徴的だ。

大井町店の店舗は2階建てで、イートインスペースは全54席あるが、現在はコロナ禍ということもありテイクアウト利用が多いという。一度で大量に購入して持ち帰る人も珍しくないそうだ。朝7時から10時半まではモーニングメニューで営業しており、昼食時や仕事帰りだけでなく出勤前に立ち寄れるのも魅力だ。

今年5月には、神奈川県川崎市のJR武蔵中原駅近くに、テイクアウト&デリバリー専門のチキンサンド専門店「Luck Chicken(ラックチキン)」がオープン。同店のチキンサンドは、鳥取県のブランド鶏「大山どり」を使用し、バターを作る工程で出るバターミルクに48時間も漬け込んだしっとりと柔らかいチキンが特徴だ。リピーターも多く、特にUber Eatsでの注文は8割近くがリピーターになっているという。

同店のイチオシは「プレミアムデラックスサンド」(単品490円)。チキンのサクサク感、レタスとピクルスのシャキシャキ感がアクセントになった、食べごたえのある一品だ。「チキンにまぶしたオリジナル配合のスパイスパウダー、黒ニンニクを使った甘味とコクのある濃厚オリジナルソースとの相性も抜群です。程よい塩味と甘味のあるチーズが加わることで、バランスの取れたまとまりのある味わいになります」(同店代表の片岡大輔さん)

片岡さんは、星付きフレンチのギャルソンを経験し、ソムリエの資格も取得。以前はおでんとワインのお店を経営していたという。その後、アメリカのチキンバーガー市場の勢いを知る機会があり、「チキンサンドメインの店をやろう」と決意したそうだ。「今後は直営で3店舗まで増やし、その後はフランチャイズ化を目指しています」(片岡さん)と、今後の目標に向けて意気込んでいる。
○チキンバーガー専門店」のメニューを食べてみた

今年7月、渋谷区の東急東横線代官山駅そばにオープンしたチキンバーガー専門店「DooWop(ドゥーワップ)」のメニューを食べてみた。同店は、焼き鳥専門居酒屋チェーン「やきとり家 すみれ」を展開するすみれが運営。焼き鳥店で培ってきた技術やノウハウを活かした、こだわりのチキンバーガーやフライドチキンが主力商品だ。

チキンバーガーは、プレーンも含めて全7種類。その中から、一番人気という「BBQエッグ」を試食。鶏もも肉を約100グラム使用し、10種類のハーブとスパイスを使ったチキンが挟まれている。たっぷりのソースをこぼさないよう気をつけながら、思い切ってガブリ! ふわっとしたバンズにサクサクとした衣、ジューシーな鶏肉と、ひと口でさまざまな食感が楽しめる。香ばしいBBQソース、甘みとクリーミーさが際立つエッグマヨネーズソースのバランスが絶妙で、なんともクセになる味わいだ。これは人気No.1もうなずける美味しさ!

こちらもぜひ食べてほしい、とお店からおすすめされたのが、サイドメニューの「フライドチキン」。骨付きの鶏もも肉で、濃厚さとあふれる肉汁が楽しめる「チックシールド」と、脂の乗りがほどよく手に持ちやすい「チックスティック」の2種類の部位から選べる。身はホロっとほぐれるようにやわらかく、11種類のスパイス&ハーブの香りがきいた、ビールにも合いそうな一品だ。

「バーガーに挟むチキンは衣のサクサク感を重視し、一般的なオープンフライヤーで調理。フライドチキンはジューシーさを際立たせるために、圧力をかけながら低温でじっくり火を通す圧力フライヤーを使用しています。どちらも自信をもっておすすめできるメニューです」(すみれ 代表取締役 湯澤忠則さん)

同店は、今後一都三県を中心とした店舗展開を計画中。「チキンバーガー専門店が日本に増えることで、それぞれの店の個性を楽しめるようになり、すそ野が広がると思う。その中で、DooWopにしか出せないメニューを提供していきたい」(湯澤社長)と意気込みを語ってくれた。

「ビーフのハンバーガーはよく食べるけど、チキンバーガーは日常的にあまり食べない」という人も多いのでは? ぜひ専門店の味を試してみて、お気に入りの一品を見つけてほしい。
(古屋江美子)

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