1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

自転車による地域活性で九州を盛り上げる - 「やまなみハイウェイ SPARIDE 2024」開催

マイナビニュース / 2024年4月22日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

大分県と熊本県を結ぶ九州横断道路「やまなみハイウェイ」を走りながら、エイドステーションを巡るサイクリングイベント「やまなみハイウェイ SPARIDE 2024」が、3月20日に開催された。

大分市に拠点を置き、九州を代表するプロサイクリングチームとして活動を行う「Sparkle Oita Racing Team(スパークルおおいた)」を運営する3SEEDSが主催する本イベントは、竹田市直入公民館をスタート地点に、「ぐるっとくじゅうコース」を基本とした70kmのコースを巡る。

春も間近となる春分の日。しかし、当日は強風とまさかの降雪という悪コンディションとなったが、竹田市長の土居昌弘氏の号砲でおよそ100名の参加者が元気にスタート。コース上に設けられた、大分市、竹田市、豊後大野市、由布市、九重町の各エイドステーションでおもてなしを受けながら、サイクリングを楽しんだ。

○■「スパークルおおいた」とNTT西日本 大分支店の連携協定が目指すところ

「やまなみハイウェイ SPARIDE 2024」では、「スパークルおおいた」と連携協定を結ぶNTT西日本 大分支店の協力により、NTTスマートコネクト開発の位置情報アプリ「いまどこ+」を活用。サイクリングコースはもちろん、エイドステーションの場所や、
参加者同士の位置情報に加え、同行する選手やサポートカーの現在位置情報の共有などが行われた。

「地域間の連携事業として、サイクリングで地域の魅力を再発見すること」を目的としてイベントを立ち上げたと話す、「スパークルおおいた」監督兼GMの黒枝美樹氏。新型コロナの感染拡大によって、暗いニュースが多い中、野外で活動できるイベントで地域の元気を届けたい、そして、広域連携で各自治体が取り組む仕組みをつくりたいとの想いが、イベントの開催に繋がったと振り返る。

かつて大分市役所の職員として、自転車関連の政策に20年ほど携わっていた黒枝氏。当時問題となっていた放置自転車対策からはじまり、自転車を活用した地域振興や観光振興を手掛ける中、もう一段階上の文化醸成を目指して「スパークルおおいた」を立ち上げ、プロスポーツとして、大分から世界を目指す活動を行っている。

イベントを運営するにあたり、「サイクリング大会はすごくパワーが必要なのですが、今の時代はマンパワーをかけるのがすごく難しい」という黒枝氏。なるべく少ない人員で、持続可能な取り組みを行う必要性を試行錯誤する中、「NTT西日本さんにご協力いただいて、ICTのアプリを活用することによって、少ないスタッフでも安心、安全に楽しめるサイクリング大会に近づけているのではないか」との見解を示した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください