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アークテリクスの無料イベントは、ジャケットやバックパックの歴代モデル、リアルユーザーの私物まで「てんこ盛り」で大満足

マイナビニュース / 2024年4月23日 7時10分

画像提供:マイナビニュース

カナダのアウトドアブランド「アークテリクス」。ウェアの印象が強く、ファッションブランドのイメージがありますが、創業の原点は登山で使うハーネスで、本社では「自分たちはアウトドアギアのブランド」と常々言っているそうです。

そんなアークテリクスが4月20日~5月5日、初のブランド・エクスペリエンスイベント「ARC’TERYX MUSEUM」を原宿のキャットストリートで開催。前日の内覧会で会場を見てきました。

○アークテリクスの世界観を知る

ブランドパーパス「LEAVE IT BETTER(この世界を、より美しく。)」をテーマに3フロアで構成され、3階は映像インスタレーションにより、アークテリクスの世界観を伝え、2階はHarness、Backpack、Hard Shell Jacketがどのように開発されて現在に至っているのか、その変選を巡れる内容です。

そして1階は「One hundred ARC'HIVES」として、アークテリクスと縁のある山岳ガイド、スキーガイド、さらには一般の利用者から借りたプロダクトが100点以上展示されています。

アーカイブは90年代から現在に至るまでのプロダクトで、実際に使用されたものたちという点では唯一無二の存在感を醸し出しているのが分かります。

○ジャケットとバックパックの進化を学ぶ

各フロアとも興味深いですが、筆者が「推し」たいのが2階の展示。特にジャケットは自身も所有しているし、バックパックはギア好きでしたら気になるところではないでしょうか。

それぞれの機能性の進化について、詳しく説明してもらいました。

「アークテリクスの原点はハーネスですが、その技術をバックパックにも生かしています。例えば、クライミングでハーネスに自重がかかる際、均一ではなく特定の部分に重さの圧力がかかるとつらいです。そこでアークテリクスでは金型を作り、それを熱成型して立体的にしし、体にフィットさせるテクノロジーを採用しました。それをバックパックにも応用しています」

実際のバックパックで説明すると、背中に接触する部分の「腹筋」のようなバックパネルとショルダー、ヒップベルト部分に先ほどのハーネスの「熟成型の3Dフォーム」が採用されているのです。

「バックパックの中の荷物の荷重を分散させ、より長く歩けるようにできています」

2017年からは背中のパネルを熱成形の「TEGRIS」にアップグレードするなど、背負い心地を向上させているそうです。

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