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「Oracle Database 23ai」提供開始、生成AIを活用した自然言語での質問を実現

マイナビニュース / 2024年5月9日 15時11分

「GoldenGate」は、異種クラウド環境上のデータストアにまたがるデータ統合と高可用性を実現する機能。「GoldenGate 23ai」は、異なるベクトル・ストア間において、リアルタイムでベクトルデータを複製できる新機能を提供する。

また、既存のデータベースから「Oracle Database 23ai」にデータを複製し、ベクトル化および索引付けをすることで、AIによる高速検索を実現する。

ミッションクリティカルなデータの扱いをシンプル&スケーラブルに

「Oracle Database 23ai」では、以下のように、ミッションクリティカルなデータをアーキテクチャの観点からシンプルかつスケーラブルに扱えるようにするための機能拡張も行われている。
Oracle Globally Distributed Database with RAFT

「Oracle Globally Distributed Database」では、クラウド上のデータを複数の場所にある複数の物理データベースに分散して格納しながら、アプリケーションに対しては単一のデータベース・イメージを提供することを可能にする。

今回、これらの物理データベース間にRAFTレプリケーションを導入し、データ損失ゼロの自動フェイルオーバーを数秒で実現する。RAFTは安全な State Machine Replicationを実装するための分散合意アルゴリズム。

RAFTレプリケーションはアクティブ/アクティブで、各シャードはデータのサブセットに対する読み取りと書込みを処理できる。この機能により、プライマリまたはスタンバイ・シャードがない均一な構成が提供される。

データベース内部のレプリケーションをRAFTベースのプロトコルで統合することで、フォルト・トレラントな分散データベースの作成と管理を簡素化するという。
Oracle True Cache

True Cacheは、インメモリで動作し、一貫性を維持しながら、アプリケーションに対し透過的で、高性能な中間層キャッシュ。「Oracle True Cache」は、データベースサーバの負荷を軽減しながら、アプリケーションの応答時間を短縮する。他の中間層キャッシュと異なり、「True Cache」では、トランザクションにおけるあらゆる時点でのデータの一貫性が自動的に保持される。

「True Cache」は、「Oracle Database」の機能を中間層キャッシュに拡張し、Oracle SQL、JSON、およびGraphのすべてのクエリ機能へのアクセスを提供する。
データベース内SQLファイアウォール

「Oracle Database 23ai」に組み込まれている「Oracle SQL Firewall」は、ハッカーや侵害された内部アカウントからのリスクに対処するためのソリューションを提供する。これにより、SQLインジェクション攻撃を含む不正なSQLからデータベースを保護する。



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