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2023年の年末調整業務で発生した残業時間は「20時間以上」がトップ - キヤノンMJが調査

マイナビニュース / 2024年5月9日 16時13分

画像提供:マイナビニュース

キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は5月9日、自社内で年末調整を完結させている企業(従業員数300人以上)の、年末調整業務担当者106人を対象に、2023年の年末調整業務の実態調査を実施した。

調査方法は、IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査となり、期間は2024年4月1日~同2日に実施。
○8割以上の担当者が年末調整業務に課題を感じる

調査結果によると、企業の人事部門などで年末調整業務を担当している社員に「あなたは、毎年の年末調整業務に対し、課題を感じることがありますか」と聞いたところ「とてもある」が40.6%、「ややある」が39.6%という回答となり、8割以上の担当者が年末調整業務に課題を感じているという。

毎年の年末調整業務に対し、どのような課題を感じているかを質問したところ「必要書類が期限内に集まらない」が47.1%で最も多く、続いて「不備の対応に時間が取られる」が43.5%、「コア業務に手をつけられない」が42.4%という回答となった。

「年末調整業務に対して感じたことのある課題があれば、教えてください(自由回答)」と質問したところ「紙の作業が多い」や「必要証明書の計算が複雑」など、煩雑な業務に負担を感じている声が聞かれたとのこと。
○期間中の残業時間は30~40%増がトップ

「平常時の期間に比べ、どのくらいの割合で『年末調整の時期』の残業時間が増加していますか」と尋ねたところ「期間中、30%~40%程度増えている」が41.5%、「期間中、50%以上増える」が23.6%、「期間中、10%~20%程度増えている」が23.6%という回答となった。

残業時間が増加している人は全体の88.7%、中でも通常の時期に加えて30%以上残業時間が増えている人は65.1%と、多くの担当者が残業をしていることが判明した。

また「年末調整の時期、残業時間が増加する原因はどのようなことだと考えますか(複数回答)」と質問したところ「書類の再確認・修正作業」が52.1%、「従業員からの問い合わせ」が46.8%、「締め切りぎりぎりの書類提出」が46.8%という回答となった。

「2023年の年末調整業務のために発生した残業時間を教えてください」と質問したところ「20時間以上」が28.3%で最も多く、続いて「10時間~15時間未満」が21.7%、「15時間~20時間未満」が13.2%という結果になった。

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