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13年ぶりのメジャーバージョンアップとクラウド版で進化するワークフロー「AgileWorks」

マイナビニュース / 2024年5月9日 18時5分

画像提供:マイナビニュース

ワークフローソリューションサービスの開発・提供を行うエイトレッドは、本年3月に「AgileWorks」のクラウド版をリリース。昨年7月には、13年ぶりとなるメジャーバージョンアップを行い「Web API」の導入を行うなどワークフローシステムの刷新を図っている。同社は東京ビッグサイトで4月24日から26日の間に開催された「第33回 Japan IT Week 春」内「第15回 クラウド業務改革EXPO 春」でブースを出展し、サービスのデモを行った。「AgileWorks」とはどのようなサービスかレポートする。

○定番ワークフローシステムを維持しつつ、連携サービスやクラウドサービスでより使いやすく

エイトレッドは、分社前のソフトクリエイトホールディングス(旧社名、ソフトクリエイト)での2003年の「X-point」の販売開始から一貫してワークフローシステムの開発、販売を行っており、今回紹介する「AgileWorks」は2009年に大規模・中規模企業向けにリリースされたワークフローシステム。「FlowEditor」を活用した稟議書や申請書等の承認までのフロー制御や1,000種類以上ある申請用テンプレートでの入力フォーム作成などノーコードでワークフローシステムの運用が可能だ。

大規模企業をターゲットに入れるラインナップ製品として、データメンテナンスを行う管理者をサポートする機能が多く実装されているのも特徴で、組織図に沿った登録や役職のみをまとめたグール設定、部署を横断するプロジェクトなどに適応させるグルーピングでの登録機能、組織改編後の新組織を想定した「先付けメンテナンス(事前設定)」機能なども用意されており、適応時期を設定することで特定期間に集中しがちな担当者の負担を軽減する。

昨年7月にリリースされた「R3.0」は、13年ぶりとなるメジャーバージョンアップで、データ「全文検索」機能や「ビジネスチャット通知」機能などを追加、システム利便性の向上を図っている。本年3月からは多様化する企業ニーズに対応するためクラウド版もリリース、バージョンアップなどのサーバーのメンテナンス不要でサービスを利用できる。外部との連携サービスとしてe-Janネットワークスのリモートアクセスサービス「CACHATTO」との連携を標準機能として提供、グループウェアのサイボウズ「Garoon」、Googleの「Google Workspace」、Microsoftの「SharePoint」、ネオジャパンの「desknet's NEO」などの連携機能をオプション提供している。

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