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バイプレイヤーの泉 第131回 『シティハンター』艶を巧みに操縦する森田望智にハマったら……?

マイナビニュース / 2024年5月15日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

幼少期から熱血ドラマオタクというエッセイスト、編集者の小林久乃が、テレビドラマでキラッと光る"脇役=バイプレイヤー"にフィーチャーしていく連載『バイプレイヤーの泉』。

第131回は女優の森田望智(もりた・みさと)さんについて。配信中の『シティハンター』(Netflix)のほか、現在放送中の朝ドラ『虎に翼』(NHK総合)にも出演中の森田さん。巷では演技の振り幅から早くも"カメレオン"という声もちらほら……。ずっとテレビを見続けているオタクからすると、"すごいの"がやって来たという期待が溢れ返る女優さんです。
○可愛すぎる"昭和明菜フェイス"

まずは森田さんがご出演されている、各所で話題沸騰中の映画『シティハンター』のあらすじを。

1985年に発売された人気漫画の実写版。女好きの冴羽リョウ(鈴木亮平)はスイーパー=始末屋として裏の世界でNo.1の腕を誇る。新宿を拠点にして、元刑事の槇村秀幸(安藤政信)とコンビを組み、次々に難事件を解決していたある日。槇村が何者かによって殺されてしまう。ショックを受けるリョウの元を訪れたのは、槇村と血縁のない妹・香(森田)だった。香はリョウと共に兄を殺めた犯人を追う。

上映時間の104分間を言葉で表すとしたら、本当に一瞬。東京ディズニーランドで、スペースマウンテンに乗車したようだった。アクションに笑いにモッコリと、勢いだらけのコンテンツが、あり得ないスピードで押し寄せてくる。原作を全く読んだことのない私でも、充足度は満点だった。それもそのはず、主役はどんな役でも面白く料理してしまう、鈴木亮平。

2011年に自身のブログで「冴羽リョウ、まじでやりたいなぁ」と綴っていたという、彼の夢が叶ったというバックストーリーが胸を熱くさせる。とにかく見終わった瞬間の爽快感は夏の一口目のハイボール以上なので、ぜひ観てほしい。

そして今回、期せずしてリョウの相棒となった香を演じた森田さん。再度書くが原作を全く知らずとも、破天荒な相棒を持ってしまった香の戸惑いと、兄を殺した犯人を許せない気迫が伝わってきた。1980〜1990年代が舞台になる本作、香のコーディネートも当時を彷彿させる、デニムスタイルもちらほら。ヘアスタイルも、毛量の多い重ためヘア。これを当時まだ誕生していなかった、27歳がどう魅せるのかと思っていたけれど、完璧にマッチ。ひょっとしたら年齢詐称をしているのではないかと思うほど、昭和スタイルが似合っていた。

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