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米デル、「Dell PowerStore」ストレージの機能強化を発表

マイナビニュース / 2024年5月22日 12時24分

画像提供:マイナビニュース

米デル・テクノロジーズ(以下、デル)は5月20日(現地時間)、ストレージ製品「Dell PowerStore」の機能強化を発表した。従来以上のパフォーマンス、効率、レジリエンス、マルチクラウド環境におけるデータ モビリティを提供するとのことだ。
○ストレージのパフォーマンスを強化

この製品は柔軟なQLC(クアッドレベル セル)ストレージとパフォーマンスの強化によって、増え続けるワークロード需要の管理をサポートするという。QLCベース ストレージは、TLC(トリプルレベル セル)との比較において、1テラバイトあたりのコストを抑えながらエンタープライズ クラスのパフォーマンスを提供する。最小11本のQLCドライブから始め、アプライアンスあたり最大5.9ペタバイトの実効容量までスケールアップ可能。

PowerStoreのインテリジェントなロードバランス機能は、TLCとQLCの混合クラスター環境全体にわたり、コストを削減しながらワークロードの配分効率を高めるという。また、新しいDIP(データ イン プレース)の上位モデルアプライアンスへのアップグレードにより、ハードウェア パフォーマンスが最大66%向上するとのことだ。
○「Dell APEX」ポートフォリオを拡張

同社は「Dell APEX」ポートフォリオ拡張および新たなAIOps機能の提供と、マルチクラウドとKubernetesストレージ管理機能の強化についても発表した。AIやマルチクラウドといった主要な注力分野に対する顧客ニーズに対応するという。

「Dell APEX AIOps Software-as-a-Service(SaaS)」は、AI主導のフルスタックの可観測性(オブザーバビリティ)とインシデント管理によって、デルのインフラストラクチャの健全性とサービスの可用性を最適化する。AIOpsツールを拡張した今回のソリューションは、以下の3機能によりITの俊敏性を高め、アプリケーションとインフラストラクチャーに対し高いコントロール能力を提供する。
○Infrastructure Observability

AIを基盤にした健全性、サイバーセキュリティ、サステナビリティに関するインサイトと提案によって、インフラストラクチャの問題を従来のアプローチと比べ最大10倍迅速に解消。生成AIを基盤にする「Dell APEX AIOps Assistant」は、インフラストラクチャに関する質問へ回答するだけでなく、問題解決のための詳細な提案を提供する。

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