エージェント機能強化と業務情報の活用を容易化する「Microsoft Copilot Studio」

画像提供：マイナビニュース

Microsoftは現地時間2024年5月21日、Microsoft Copilot Studioの強化を発表した。同サービスは会話型のAIプラットフォームとして、Microsoft Copilotをカスタマイズできる。公式ブログによれば、チャットベースで社内リソースなどにアクセスして開発業務を支援するという。同社は開発者向けカンファレンスのBuild 2024で、Windows 11やMicrosoft Fabric、GitHubなど多くの製品・サービスにおいてAIによる機能強化を発表した。

Microsoftによれば会話だけでなくイベントによってトリガーされるエージェント機能を備えており社内のヘルプサポートや従業員のオンボーディング、顧客対応を支援する個人秘書機能、共同開発の支援を行う。また、チャット履歴を踏まえたパーソナライズ化やMicrosoft Dataverseと接続するCopilot connectorsを利用して、業務情報の活用を容易化する。全体的に開発者と企業を支援する強化となった。Microsoft Copilot Studioの利用には年間200ドルのサブスクリプションを契約しなければならない。
（阿久津良和）