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決勝後も"マイナビキャリア甲子園の続き"を願いたい! エルテス担当者がコンテストを終えて本音を語る

マイナビニュース / 2024年5月30日 10時0分

猪股:審査基準や過去の映像を見て、「こうすれば勝てるだろう」というポイントは我々も分析しました。審査項目で高得点を取れるよう なプレゼンの構成にしたかったので、その分析結果も踏まえてアドバイスなどはさせていただきましたね。あとは話し方の部分でしょうか。どうプレゼンすれば聞き手に伝わりやすいか、理解しやすいかということで、例えば「結論ファーストにすべき」と伝えたり、資料構成のアジェンダを微修正したりです。時間も限られていたので、内容を大きく変えるというより、彼らのアイデアはそのまま、審査員が聞いて納得できるように整える作業を手伝ったというのが実情ですね。

――初めて「Andante」のアイデアを見たときはどう感じましたか?

猪股:すごく良かったですね。ただ、準決勝には他にもたくさんいいチームがあったので、結構迷いました。正直、エルテスの事業内容に近しいチームもあったのですが、その中でも「Andante」のアイデアは自分たち高校生を主体にしたサービス内容で、とても現実的だと思ったのです。

奥村:解像度が高かったですよね。準決勝のプレゼン段階でサービスのUIまで作ってきたチームは他になく、実現性という点で具体的にイ メージできました。アイデアを実現するためのリスクなど、考えなければいけない点について検討を重ねてきたのか、それが完成度の高さにつながったのだと思います。
願わくば決勝後も"マイナビキャリア甲子園の続き"を

――高校生とのやり取りの中で、印象的だったエピソードがあれば教えてください。

猪股:皆さん、大学卒業後のキャリアまで描いたうえで今回のビジネスアイデアを作っていたというのが印象的でした。「将来、何したいの?」って聞くと、答えが出てくるんですよ。「とりあえず受験を頑張ります」ではなく、すでに「将来はこういう研究がしたい」「こういう会社に入りたい」って具体的に考えているんですね。高校生の段階で就職を見据えているのはすごいなと思いましたし、「この子たちはこれからどんな社会人になるんだろう」と考えるだけでワクワクしました。

奥村:マイナビキャリア甲子園にかける生徒たちの想いは、我々の想像を大きく超えていました。本当に多くの時間を費やしてきたからこ そ、本番では緊張して上手く話せずに悔しがっていましたが、高校生でそんな素晴らしい経験を積める機会なんてあまりないと思います。 彼らの姿を見て、私自身も気を引き締めましたし、学ぶところも数多くありました。

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