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【世界の最新旅行トレンド】夏の行き先ランキング、日本は何位? - Mastercard経済研究所調査

マイナビニュース / 2024年5月28日 9時11分

画像提供:マイナビニュース

Mastercard Economics Institute(Mastercard経済研究所)は5月16日、アジア太平洋地域の13市場を含む74市場の旅行業界の進化について広範な洞察を提供する最新レポート「Travel Trends 2024:Breaking Boundaries」を発表した。
○話題の旅先ランキング

2024年3月までの過去12ヶ月間の観光に関連する消費活動の変化に基づいて作成された「話題の旅先ランキング」では、日本が1位となった(0.9%ポイントの成長、アイルランドは0.4%ポイント)。

日本は、ピークシーズンの前にもかかわらず、 2024年3月に海外から3,081,600人の旅行者を迎え、過去最高の旅行者数を記録した。海外旅行者にとってメリットとなる1990年以来の円安が追い風となり、2024年を通して観光のトップランナーであり続け、観光客向けにサービスを提供する日本企業や地域経済全体に恩恵をもたらすと予想される。

アジア太平洋地域の旅客数は、特に短距離の域内旅行を中心に回復。例えば、今夏のシンガポールからの旅行者の目的地のトップは、バンコク、クアラルンプール、パースなど。タイ観光は2024年に完全に回復する見込みで、総旅行者数はコロナ禍前の2019年の水準をわずか7%下回っている。特筆すべきは、南アジアとASEAN地域からの入国便の旅客数が2019年の水準を20%近く上回っていることだという。
○話題の夏の旅先

過去12ヶ月間のトレンドでは日本がトップだったが、話題の夏の旅先としては、6月にUEFA EURO 2024サッカー選手権が開催されるドイツのミュンヘンが第1位(フライト予約におけるシェア上昇率)となった。東京は僅差で2位、バリ(6位)、バンコク(7位)も今後3ヶ月で需要が高まる都市トップ10に入っている。
○中国本土の国内観光が復調

より多くの中国人観光客が海外旅行よりも国内旅行を選択するようになり、中国本土の旅行動向は変化しているという。中国本土の国内観光の見通しは明るく、航空旅客数は完全に回復し、2019年の水準を上回り、地元企業に利益をもたらしている。一方、中国本土からの海外旅行者数も回復を続けており、現在2019年水準の80.3%に達している。2024年には、アジア太平洋地域およびその他の地域でのビザ免除や国際便のキャパシティー(総座席数)の増加による旅行需要の上昇が期待されており、シンガポール、マレーシア、タイなどが恩恵を受けると考えられる。
○かつてないほどインド人の旅行需要が高まる

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