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自動車保険料が爆上がりしたら注意、運転データが転売されているかも

マイナビニュース / 2024年5月29日 7時35分

同時期に、別のデータブローカーであるVeriskが自動車保険会社にテレマティクスデータを提供していることも明らかになったという。同社の顧客には、GM、ホンダ、現代、フォードなどがいる。

運転習慣に基づいて保険料が決まる自動車保険はかつては任意加入であり、加入すると基本割引が提供されていたが、ほとんどのドライバーは加入していなかったという。しかし現在、自動車メーカーは顧客の同意を得ずに、登録しているとみられるとのこと。

カスペルスキーが確認したところ、こうした動きは米国のドライバーに対してのみ行われているというす。しかし、米国で始まったものは他の地域にも広がっていくことが多いため、他の地域でも類似のことが行われる可能性が指摘されている。
プライバシーデータの収集から自動車を保護するには

カスペルスキーは、残念ながら、自動車によるデータ収集を阻止する秘策はないと説明している。ほとんどの新規購入車には、テレマティクス収集機能が標準装備されているからだ。

なお、今回紹介した保険会社にドライバーデータが転売されるケースに関しては、車内のメニューとモバイルアプリから安全運転ゲーミフィケーション機能を探して無効にすることが推奨されるという。

この機能は「Smart Driver」「運転スコア」「ドライバーフィードバック」などと呼ばれることもある。米国のドライバーはトラブルに備えて、LexisNexisとVeriskに自分のデータを請求し、既に収集された情報を削除できるかどうかを確認することも推奨されている。



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