介護のことになると親子はなぜすれ違うのか? 話題の「ナッジ」で解決する本が登場
マイナビニュース / 2024年5月29日 9時47分
学研ホールディングスのグループ会社 メディカル・ケア・サービスは5月30日、『介護のことになると親子はなぜすれ違うのか ナッジでわかる親の本心 』(神戸貴子、竹林正樹、鍋山祥子 著/1,650円)をAmazon、楽天ブックスなどで発売する。
○介護の悩みを話題の「ナッジ」で解決
現在、高齢社会における介護サービスや福祉支援の利用は年々増加傾向にある。しかし、それらを利用するにあたり、最大の関門となるのが親の理解だという。いくら家族といっても考えや受け取り方は人それぞれ。なかには、介護の話を切り出すと親が機嫌を悪くするので言い出しにくいという人も。
なぜ、正しいことを伝えても、相手はその通りの行動をしないのか。それは、人の脳は「自分に都合よく、解釈を歪めてしまう習性」である「認知バイアス」を持っているからだという。
本書では、8家族の事例を紹介し、それぞれの親が持つ「わかってはいるけど、できない心理(高齢者によく見られる認知バイアス)」が親子のすれ違いに関係していると解説。この認知バイアスに対して、著者3名が自らの家族介護経験と専門知識、そして「ナッジ」を用いて解説する。
ナッジとは、直訳すると「そっと後押しをする」「ひじでつつく」という意味。2017年にノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー博士が提唱した理論で、「ついそうしたくなる心理」をくすぐって直感的に望ましい行動をしたくなる仕掛けを指す。
著者は、介護サービスを提供する起業家で看護師・ケアマネジャーの神戸貴子氏、バラエティ番組でお馴染みのちくりん博士こと、津軽弁のナッジ研究者・竹林正樹氏、高齢者ケアを社会学的に考察する、福祉社会学者・鍋山祥子氏の3名。
世間で話題のナッジを使い、相手がつい行動したくなるような心理をくすぐることで、家族や親子のコミュニケーションを穏やかなものに変えていくヒントが詰まった1冊となっている。
(Yumi's life)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
もう晩年とは言わせない! 定年後を想定したリスキリング戦略を知る『「幕間」の心理学―人生の転機の乗り切り方―』発売
PR TIMES / 2024年6月23日 20時40分
-
【6/26(水)11:00~】竹林正樹先生登壇!「社員の行動を変える!『ナッジ』を活用した産業保健活動」 無料オンラインセミナーをメディカルリソースが開催
PR TIMES / 2024年6月12日 12時15分
-
バックテック、前回医療職が3000名参加したセミナーの第2弾開催!|予防と医療に活かす“行動変容の科学”
PR TIMES / 2024年6月11日 15時15分
-
【豊泉家グループ】6月29日(土)『第4回認知症セミナー』登壇いただく講師が決定!新大阪ブリックビル〈参加無料・事前予約制〉
PR TIMES / 2024年5月29日 17時15分
-
知って得する、親の介護には話題の「ナッジ」が効く! 津軽弁の研究者・竹林正樹博士から学ぶ『介護のことになると親子はなぜすれ違うのか ナッジでわかる親の本心』発売
PR TIMES / 2024年5月28日 11時45分
ランキング
-
1インバウンドに沸く「お台場フードコート」の現在 外国人目線の「ザ・日本食」が集まる施設だ
東洋経済オンライン / 2024年6月23日 12時30分
-
2「イオンや業スーの激安そうめんはマズい」が覆る!驚くほどおいしくなる3つのコツ
女子SPA! / 2024年6月23日 8時46分
-
3〈月収43万円〉の定年サラリーマン〈退職金1,500万円〉を元金に、長年の夢だった「カフェ」をオープン!感無量もわずか8ヵ月で閉店、500万円の借金を負った「残念な理由」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月22日 10時15分
-
46歳未満の女児を脳死判定、心臓や腎臓を提供へ…松戸市立総合医療センター
読売新聞 / 2024年6月23日 19時2分
-
5食欲なし、足のむくみは心臓がやられている可能性…「大病の予兆」見分け方のコツは遠い場所に出る危険サイン
プレジデントオンライン / 2024年6月23日 6時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)