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コロッケ、“異常なプラス思考”で怒りの感情ゼロ「イライラするのは命を縮めるようなもの」

マイナビニュース / 2024年5月30日 7時0分

画像提供:マイナビニュース

1980年に『お笑いスター誕生』(日本テレビ)でデビューしてから約44年、数々のものまねで笑いを届けているコロッケ。ものまねレパートリーは300種類以上で、常に新しいネタを開拓している。ものまね対象者やそのファンから怒られることも多々あるものの、批判的な声に傷つくことはないそうで、「異常なプラス思考」だと自身の性格を表現。どんなことでもポジティブに捉えるコロッケの生き方に迫った。

6月2日~18日に東京・明治座で上演される『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』の第1部『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』に出演するコロッケ。中村扮する星川誠がマスターを務める宮城県の田舎町にあるカフェが舞台の音楽劇で、コロッケは都会から戻ってきたカフェの昔からの常連客役を務める。

演じる役は、ものまねが得意だけどものまねが嫌いで、『人の真似して食べていくなんてダメ。自分のオリジナルじゃなきゃ』という考えを持った人物。「ものまねでずっと食べてきている僕がそういう人を演じるのは面白いかなと思って提案させていただきました」と語る。

コロッケ自身はもちろん、「ものまねを否定したことは一回もない」とのことで、「それで食べさせてもらっているので」と感謝している。

ものまね対象者やそのファンから怒られることも多々あるそうだが、批判的な声が寄せられても傷つくことは「ない」と言い、「それも楽しんでいます。昔から異常なプラス思考なので」と笑う。

「例えば、転んで足をくじいても、『骨折らなくてよかった』という感覚。『足くじいてどうしよう』『なんでこんな目に遭うんだろう』なんて思ったら、いいことなんて何もないですから。『あ~よかった、骨折らなくて』と思ったほうが僕自身が楽なんです」

さらに、「レストランに行ってカレーライスを頼んで、自分よりあとに注文した人のほうに先に来ても、『あとから来るカレーのほうがおいしいんだろうな』と思う。順番待ちをしていて割り込む人がいても、『何か理由があるんだろうな』と思う」と具体例を挙げ、「だから全然怒ったことがないんです。僕が怒っているのを見た人はいないと思います」と話した。

もちろん、「こうしたほうがいいんじゃないか」と感じたときには、「こうしてみるのはいかがでしょうか?」と提案することも。その場合も、決して怒って指摘するのではなく、「『どうですかね?』『ダメですかね?』とお伺いを立てる」のだという。

そして、「怒っても何もいいことがない。イライラするのは自分で命を縮めるようなものですから」とコロッケ。「いい空気を作るのも悪い空気を作るのも自分次第。どうせなら穏やかな気持ちでいたいので、怒る必要なんてないのかなと。そのほうが自分も周りも幸せだと思います」と笑顔で語ってくれた。

■コロッケ
1960年3月13日生まれ、熊本県出身。1980年8月に『お笑いスター誕生』(日本テレビ系)でデビュー。テレビやラジオへの出演のほか、全国各地でのものまねコンサートや大劇場での座長公演を定期的に務める。現在のものまねレパートリーは300種類以上。俳優として映画やドラマなどにも出演している。2014年に文化庁長官表彰、2016年に日本芸能大賞を受賞した。
(酒井青子)

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