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【ミニレビュー】麻雀牌をかき混ぜた時の音がするキーボード「Keychron Q1 Max」

マイナビニュース / 2024年5月29日 17時3分

画像提供:マイナビニュース

パソコン用キーボードには並々ならぬこだわりを持つ編集部・磯。周囲を気にせずタイプする自宅用のキーボードは、タクタイルスイッチ「Holy Panda」を用いた自作キーボードを愛用しています。このHoly Pandaのスイッチ、石畳をハイヒールで歩いた時のようなカツカツとした上品な底打ちの音が気に入っています。

そのようななか、たまたまKeychronシリーズの新製品「Keychron Q1 Max」を試したところ、麻雀牌をかき混ぜた時のような趣深い底打ち音が味わえてびっくり。愛用のHoly Pandaよりはいくぶん角が取れつつ、心地よさを感じさせる音に、思わず心がくすぐられました。

○Gateron Jupiter バナナ軸に出会ってしまった

Keychron Q1 Maxは、日本でも多くのファンを抱えるメカニカルキーボードを多く輩出しているKeychronの最新モデル。現在、応援購入サイトのMakuakeでプロジェクトが行われています。

見た目は一般的な75%キーボードながら、打鍵音にこだわった設計としているのが特徴。金属外装のボディの内部には、静音性を高める複数のフォームが敷き詰められており、打鍵時の余計な反響や振動を抑えています。タイプしてみると、しっかりとした底を感じつつ無用なブレや不快な振動が感じられず、上質な印象を受けました。

それ以上に驚いたのが底打ち音です。試用したモデルは、タクタイルの「Gateron Jupiter バナナ軸」が用いられていたのですが、キーをタイプするとまるで麻雀牌をかき混ぜている時のような心地のよい音が耳に伝わってびっくり。一般的なタクタイル軸とは異なる趣のある響きで、タイピングが思わず楽しくなりました。

遊舎工房などの自作キーボードショップでは、Gateron Jupiter バナナ軸スイッチの単品販売を実施しており、自分のキーボードでこのスイッチを使うことも可能。ただ、Keychron Q1 Maxのしっかりとした防振設計や防音設計がなければ、あのサウンドを再現するのは難しそうだとも感じます。

有線+無線接続に対応するなど死角のなさそうなKeychron Q1 Maxですが、唯一気になったのがキーキャップのショボさ。Keychron Q1 Maxは、これまでよりもキーキャップの背が高いOSAプロファイルを採用しているのですが、妙に丸っこいキートップが見た目も触感もなじめず…。好みのプロファイルや素材のキーキャップに交換するのがおすすめです。

Keychron Q1 Max、現在Makuakeで応援購入を実施しており、純正パームレスト付きのセットが33,300円(通常価格の13%引き)で購入できます。プロジェクトは5月30日の18時までで、終了は間もなく。タイプするのが楽しくなるのは間違いなく、思わず仕事もはかどるかもしれません。
(磯修)

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