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強みも弱みもポップに伝える - ゆうこすが届けたい人の心を「1秒でつかむ」ために実践していること

マイナビニュース / 2024年5月31日 9時0分

ゆうこすさんは、「自分の得意なことは、意外と無知のなかにある」と語ります。友だちと話しているときに、「あ、自分はこれが好きだったんだ」と気づくこともある。その瞬間に、どうしてそれが好きと感じたのか、メモしてみる。その延長線上で、自分のやりたいことが見えてくるのです。

次は、それをどういう人に、どんなふうに届けていったらいいのかを考える。そこにも、ゆうこすさんの「マジック」があります。これを身近な人にも当てはめていったら、「愛する」ことの考え方も変わっていったそうです。
■思いを届けたい人の心を「1秒でつかむ」ために

YouTubeやInstagramなどで自分から発信していくようになると、ただ自分の言いたいことを並べるだけではファンの心をつかめない、ということも見えてきます。ファンファースト、視聴者ファーストになって、徹底的に自分の脳をゼロにして、効果的に伝えていく。
その方法について真剣に考えさせられたのが、映像プロデューサーの高橋弘樹さんが書いた『1秒でつかむ』でした。自分を知らない人でも、ひと目見て映像に入り込める。そうした「初見さん」も、ずっとファンでいてくれている人も、どっちも楽しめるものを提供したい。

そのためには、取材相手の前に、まずは「取材者自身を取材すること」が大事だ、というメッセージをゆうこすさんはこの本から受け取ります。つまり、自分のことを「めちゃくちゃ知って」いれば、強みも弱みもポップに、届けたい人に届けられるようになる。

それが端的に見えたのは、2つのファンイベントを企画したときでした。片方は男女問わず誰でも来られるイベント、もう一方は春に上京してくる18歳の女の子限定のイベント。応募者数が多かったのは、後者の「限定されたほう」だったのです。その理由にはとても納得させられました。
■自分が語られるストーリーを思い描く

届けたい相手に向かって、自分のなかの「なぜ」「どうして」を深掘っていく。そうして自分のモチベーションを見届ける。それが「愛される要因」につながっていきます。これは、『1秒でつかむ』のなかでは「東野圭吾力」という名前で紹介されています。

東野圭吾さんの小説に出てくる犯人にはしっかりとした動機があり、それを含めて犯人でさえ愛せるキャラになっている、ということです。逆に言えば、動機がないと「愛せないし応援できない」。だからこそゆうこすさんは、何をするにしても自分のなかの「動機集め」をしっかりやるのです。

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