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世帯年収1500万円以上の新富裕層「インカムリッチ」とは? 会社員が過半数、最多は40代 - 博報堂調査

マイナビニュース / 2024年6月3日 10時50分

画像提供:マイナビニュース

博報堂は5月31日、「新富裕層"インカムリッチ"生活者調査」の結果を発表した。調査は2023年12月1日~6日、全国20~69歳の男女2,451名(世帯年収1500万円以上のインカムリッチ 1,424サンプル)を対象にインターネットで行われた。
○インカムリッチの割合、職業は?

同社は「博報堂富裕層マーケティングラボ」を立ち上げ、共働き・パワーカップル世帯の増加などによる新たな富裕層の出現に着目。世帯年収1500万円以上の生活者を"インカムリッチ"と名付け、彼らの意識や価値観、行動などを調査するとともに、富裕層向けマーケティングを研究している。

今回の調査では、世帯年収1500万円以上のインカムリッチの割合は全体の2.4%。最も多いのは男女ともに40代だった。職業は、インカムリッチの過半数(51.0%)が会社員、約3割(28.0%)が上場企業に勤務していることがわかった。

○インカムリッチの保有資産は?

保有する資産は、全体・インカムリッチともに「現金・預貯金」がトップ。また、インカムリッチの約4割が「自宅の土地」(45.4%)や「株式」(45.4%)、「生命保険」(41.1%)を保有していた。「投資信託」(34.8%)や「貴金属・宝石類」(18.9%)を保有する人も、全体より10ポイント(以下pt)以上高かった。

○資産運用・投資に対する意識

資産運用・投資に対する意識についての調査では、インカムリッチは「資産運用では、短期的な利益より、中長期でのリターンを重視」(61.1%)、「リスクを考え、資産の配分を管理」(54.6%)、「ネット証券などを通じて自分で投資」(51.5%)、「貯蓄よりも投資にお金を回したい」(46.3%)と回答した人が、全体より10~20ptほど多かった。

インカムリッチの中でも、特に30~40代男性は、「ネット証券などを通じて自分で投資」(63.0%)、「貯蓄よりも投資にお金を回したい」(59.7%)という意識が6割前後と高く、投資への意欲が高いことがうかがえる。

○時間・生き方に対する意識

時間・生き方に対する意識については、インカムリッチは「健康や心の豊かさのためにお金をかけている」(56.3%)、「タイムパフォーマンスを重視」(50.4%)、「ゆとりを得るためにお金をかけることを惜しまない」(46.5%)のいずれの項目も、全体より10pt前後高かった。

インカムリッチの中でも、特に子育て世帯が多い30代~50代女性でこれらの意識がさらに10pt前後高く、効率化しながら心身のゆとりのための時間を捻出することへの意欲がうかがえる。

○消費意識

消費に関して、全体とインカムリッチで「節約・倹約意識が高い方だと思う」という意識に大きな差は見られないが、インカムリッチは「今の生活を楽しむためにお金を使いたい」(21.2%)、「自分へのご褒美のために贅沢をしたい」(17.8%)、「新しいお店や場所に積極的に出かけるほうだ」(10.4%)といった意識が高い傾向にあることがわかった。インカムリッチの中でも、特に20~30代女性は「自分へのご褒美のために贅沢をしたい」意識が3割を超え、「ご褒美消費」の意欲がより高い傾向がみられた。
(Yumi's life)

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