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【ミニレビュー】AirTagを超えた? ワイヤレス充電対応のカード型紛失防止タグ

マイナビニュース / 2024年5月31日 22時23分

画像提供:マイナビニュース

カギやカバンなどの持ち物に取り付けておくだけで、持ち物の位置をスマホで確認したり、うっかり置き忘れた際にスマホに通知を届ける「忘れ物防止タグ」(スマートトラッカー)。実用性の高いアップルの「AirTag」がダントツの人気を誇っていますが、AirTagも「分厚い」「取り付け用の穴がなく、何かに固定するのにケースが必要」「電池交換が手間」といった欠点があります。

そのようななか、「カード型」「ストラップ穴あり」「ワイヤレスで手軽に充電できる」という特徴を持つカード型の忘れ物防止タグがロジテックから登場し、話題になっています。AirTagと比べて欠点はないのか、いち早く試してみました。

人気のAirTagだが、不満もある

いわゆる忘れ物防止タグは、スマホの普及に合わせるように、2010年代から「Tile」などさまざまな製品が登場しました。しかし、もし持ち物をどこかに置き忘れた場合、自分の忘れ物防止タグが同じ製品のネットワークに接触しないと位置情報が把握できないため、同じ種類の忘れ物タグを持っている人が少ない状況では実用性に欠けたのが実情でした。

しかし、2021年4月に登場したAirTagは、iPhoneを含むアップル製品の「探す」ネットワークを位置情報の把握に利用できる仕組みにしたのが革新的でした。iPhoneを手にしている人がAirTagを付けた持ち物の近くを通れば位置情報が更新できることから、これまでの忘れ物防止タグの欠点を一気に解消。実用性の高さが多くの人に響き、発売以来ヒットを続けています。

そんな人気のAirTagですが、欠点もあります。

まず、多くの人が指摘しているのが「分厚い」こと。碁石のような形状は見た目には美しいのですが、厚みは8mmほどもあり、サイフなどの小物には入れづらいのが欠点です。

形状面では「キーホルダーなどを取り付ける穴がなく、別途ケースなどを購入しなければ何かに固定できない」のも欠点です。カバンの中にポンと入れておくだけなら問題ないものの、キーホルダーやカバンの持ち手などに固定するには、何かしらのケースやホルダーを用意する必要があります。

さらに、AirTagは「内蔵のボタン電池を一定の間隔で交換する必要がある」のも欠点といえます。ボタン電池自体は一般的なもので交換も簡単ですが、電池の買い置きがなかった場合は100均などに買いに行く必要があるのが不便。使い切りの電池を消費するのもイマドキではありません。
極薄なのにワイヤレス充電対応、UWBの非対応だけが玉にきず

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