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セックスレス「話し合ったことがある」夫婦の割合は? - 「もうしなくていい」の声も

マイナビニュース / 2024年6月3日 17時5分

○レスを話し合わないのはなぜ?

レスについて話し合わないのはなぜか質問したところ、意外なことに多くのレス当事者は「妻・夫とはもうセックスしなくてよい」と考えていることがわかった。レス男性の4割以上、レス女性の5割以上で、かなりインパクトの大きい数字といえる。

「配偶者ともうセックスしなくてもよい」と「もう誰ともセックスしなくてもよい」との回答の差にも注目できる。回答からは、「妻とはしなくてよいがセックスはしたい」「夫とはしなくてもよいがセックスはしたい」と考えるレス当事者が多数に上ることがうかがえる。

○20代は「話題にしにくい」と「夫ともうしなくてよい」が並ぶ

夫婦間でレスを話し合わない理由を年代別にみると、20代は「話題にしにくいから」が、女性の「配偶者ともうセックスしなくてよい」と並んで最多の回答となった。回答結果は比較的分散されており、夫婦の性関係はまだ流動的で、回答者にはレスに対する葛藤がある様子がうかがえる。

なお、「不仲だから」という回答に大きな男女差があるが、過去の調査によると、セックスレスの最大のきっかけは妊娠・出産で、セックスレスの最多の原因は女性側の性欲減退や疲労であったため、妊娠・出産後のセックスの拒否を不仲ととらえる男性が一定数いるのかもしれない。
○レス女性は30代ですでに「夫とセックスしたくない」

30代では20代よりも「話題にしにくい」との回答が増えている。レスの期間が長引いたせいで「タブーに近い話題」になった夫婦もいると推察される。また、20代に比べれば若干、性をオープンに語りにくい世代という影響もあるかもしれない。

注目すべきは「配偶者ともうセックスしなくてよい」と考える女性の急増。「誰ともセックスしなくてよい」も20代から倍増しているため、出産によるホルモンの変化、育児による疲労、ワンオペなどによる性欲減退の影響もあるのかもしれない。しかし回答全体を総合的にみると、「夫とセックスしたくない」ことが最大の理由と考えられる。

過去の調査では、「性的魅力を感じなくなった」「男女ではなく家族の関係になった」「相手の自分に対する感情が変化した」などの要因により、女性は30代から意識が大きく変化することがわかった。
○40代で男女とも「配偶者とセックスしなくてよい」が最多に

40代になると、男性も「妻とはもうセックスしなくてよい」との回答が急増。女性は30代で夫とセックスする気がなくなり、後れて男性が40代で妻とセックスする気がなくなっている現状がわかる。

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