小学生の3人に1人が「裸眼視力1.0未満」 - 親が考える最大の原因は?
マイナビニュース / 2024年6月4日 12時4分
○子どもの健やかな目のためにしている対策
小学生の子どもの目の健康のために対策をしている親は、21.2%にとどまり、78.8%は対策をしていないことがわかった。対策の内容は1位「十分な睡眠を促す」42.9%、2位「適切な明るさの照明」39.6%、3位「デジタルデバイスへの接触時間の管理」38.2%という結果に。裸眼視力1.0未満の小学生が増加し、それによってさまざまな生活への影響が出ている一方で、子どもの健やかな目を保つために十分な対策がされていない現状が明らかになっている。
東邦大学医療センター大森病院の眼科医・松村沙衣子氏は、「ご家庭でもできる目のケアとしては、読書や勉強など近くを見る時間の30分毎に休憩をいれること、500ルクス以上の十分な室内照明を保つこと、30㎝以上の視距離を保てるように机や椅子の高さを調整すること、外遊び時間を増やすことが挙げられます。デジタルデバイス使用時間は小学校低学年では1日1.5時間以下、高学年では1日2時間以下が推奨されます。特に画面の小さいスマートフォンは、視距離が20㎝以下と近くなりやすく、リスクが高いので気をつけましょう」とアドバイスしている。
(Yumi's life)
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