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目指すは電源分野におけるGaNソリューションの高性能化、高性能電源市場を狙うADI

マイナビニュース / 2024年6月3日 15時33分

実際にGaNドライバであるLT8418の特長として同社では、スプリット・ゲート・ドライバでターンオン/ターンオフ動作を調整可能であることや、10ns(Typ)という低い伝搬遅延に加えて1.5ns(Typ)という伝搬遅延のマッチング速度、最大50V/nsというdv/dt耐性、4A(ソース)/8A(シンク)という電流能力のほか、スマート・ブートストラップ・スイッチを内蔵していることや、 低電圧/過電圧ロックアウトなどによる堅牢性といったことを挙げている。

一方のLTC7890/7891については、より小型のインダクタと、より少数の出力コンデンサで構成可能で、外付けダイオードも不要としたことで、部品点数ならびに実装面積の削減が可能なことに加え、抵抗値を変えることで、ほぼゼロのデッド・タイムを実現でき、それに伴ってスイッチング損失の低減が可能であるといったことを挙げている。

なお、同氏は日本市場に対する戦略として、「まずは産業分野が第一としており、ロボットやテスト機器などモーターを高い精度で制御する必要があり、かつプレイヤーも多い分野をターゲットとして考えているとする。そうした意味ではCTやMRIのような高い性能と精度が求められる医療分野もプレイヤーが多いこともあり、ターゲットとしたい」と、まずはこの2つの市場での成長を目指していきたいとしていた。
(小林行雄)



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