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パリッコのおつまみ革命 第48回 娘の言い間違いから生まれた「めだまごやき」! 目玉焼きと玉子焼きが融合した“革命的タマゴ料理”はアレンジも無限大

マイナビニュース / 2024年6月5日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

ひとり娘がまだ3〜4歳くらいまでのころ、日常的にさまざまなものの名前を「言い間違い」していました。その予測不能加減がおもしろくてかわいく、当時はスマホに娘の「言い間違いメモ」を作って、日々書きとめていました。そのなかのひとつに、「目玉焼き」の言い間違いの「めだまごやき」があります。

娘は幼いころから、とにかく玉子焼きが大好物でした。ところがある日、同じ玉子を焼いただけの目玉焼きという料理があることを知り、混乱したのでしょう。どうしても目玉焼きと言えず、しばらくの間ずっと、それをめだまごやきと呼んでいました。

しかし、よく考えてみると、玉子を溶いて焼いた料理が玉子焼きなのに、玉子をそのままフライパンで焼いた料理は、なぜ玉子焼きじゃないのか。むしろ、よりシンプルな玉子焼きなのに、なぜそっちは見た目から名前がつけられているのか。その言い間違い、意外と筋が通ってる気がする。と、ちょっと感心してしまったんです。

ところで僕は晩酌時、なにかもう1品軽いつまみが欲しいな、なんてときに、玉子2つくらいを使って、玉子焼き、もしくは目玉焼きを作ることがよくあります。どっちも大好きなんですよね。けれども、どちらを作るかはその日の気分による。……待てよ。なぜどちらも大好物なのに、日によってどちらかを作り分けていたんだろう。目玉焼きと玉子焼きが融合した「めだまごやき」を作ったってよかったじゃないか! と思ったわけです。

親が子に教えられることは多いものですが、まさかおつまみレシピのアイデアをもらえるとは。

そして試作してみためだまごやきがですね、なぜ今までこの料理がなかったんだ! っていう、まさに革命的料理だったんです。
○アレンジの可能性も無限大

いきなりうまくいってしまったその作りかたを、これからご紹介しましょう。まず、生玉子ひとつをよく溶きます。

そうしたらふたつめの生玉子をその器に入れ、こんどは黄身を崩さないて程度に、ふんわりと数回混ぜておきましょう。

そうしたらフライパンに多めの油を熱し、弱火にして玉子を投入。全体が固まり、周囲はかりっと、黄身は半熟になるくらいまでを目安に、お好みで火を通してゆきましょう。

はい、これで完成! 「めだまごやき」。

これがですね、見事なまでに、周囲が玉子焼き、中央が目玉焼きの、いいとこどり料理なんです。ゆえに、2つのパーツで別々の味つけをしてやっても、よりつまみ力が高まっていい。

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