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亀梨和也、思い通りにいかない人生「どう受け入れて、消化していくか…」

マイナビニュース / 2024年6月6日 6時0分

――お芝居については、具体的にどのようにアプローチされたのでしょうか?

広告プランナーという仕事上、日々、自分のクリエイティブをプレゼンする手段として、"手で表現する"というのが、今回のお芝居のアプローチの1つになるんじゃないかと思って、佐久間を演じる上では、オーバーアクションになり過ぎない範囲で、ボディランゲージを意識的に取り入れました。もちろん、寄りで撮った時の目の動かし方や、表情でも伝えられるものはあるんだけれど、 ドラマのタイトルにもなっているように、"ゲーム"というもの自体が、チェスとかテレビゲームみたいに、もともと手を使ってやるものだったりするから、そういったところとも上手くリンクしていけたらいいのかなと思ったんです。

あとは、WOWOWさんのドラマの場合、スタジオよりロケ撮影が多いこともあって、環境にインスパイアされて突発的に生まれたアイデアなんかもありましたね。たとえば、海沿いを車で走るシーンならサングラスをかけて運転しても違和感はないだろうし、むしろ顔を隠せるという利点にもつながるなと思って、「当初のプランにはなかったけれど……」って、監督に提案させていただいて。自前のサングラスが採用されたこともありました。

――見上さんが、「亀梨さんが現場で気さくに話しかけてくださって、ちょっとお茶目な印象を持ちました」とコメントされていましたが、座長として心がけたことはありますか?

お茶目か……(笑)。まぁ、僕もすっかり38歳になってしまったんですけれど、 20代の俳優の方たちと共演すると、「ドラマ観てました!」とか「CD買いました!」 と言っていただくことが多くて。クールでちょっと近寄りがたい、"尖っていた頃の亀梨くん"のイメージで止まってる(苦笑)。実際の僕は、子どもの頃から"調子ノリ"って言われていたし、取材してくださる記者の方々ならご存じのように、結構"ボケたがり"だったりもするんですが、そういうイメージは浸透していないようで……

それこそ、座長という立場で現場に入る時と、そうではない時とでは、周囲に対する意識の配り方が全然違ってくるんですが、座長を務めさせていただく場合は、ただお芝居をするだけじゃなくて、ある程度、僕自身が先頭に立って全体の方向性を示していった方が現場がスムーズに回ったりもするので、今回に関してはそのあたりもかなり意識はしましたね。見上さんとも、物語的に割と撮影の早い段階で一気に距離を縮める必要があったので、ちょうど悪天候でスケジュールが空いたタイミングで、僕の方からマネージャーさんも含めて食事にお誘いして。みんなで美味しいごはんを食べながら(笑)、いいコミュニケーションを図ることができました。

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