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社員研修なのに楽しそう! NTTe-Sportsが『eスポーツ×研修パッケージ』提供へ

マイナビニュース / 2024年6月7日 9時56分

白熱した対戦も、いよいよ終盤戦。第3試合を終え、少しのインターバルを置いて第4試合が始まる。なお、通常であれば『eスポーツ×研修パッケージ』は8試合を行う(3時間ほどの所要時間を見込む)が、この日はトライアルということで第4試合がラストゲームとなった。勝利すると倍のポイントがもらえるということで、負けているチームにも逆転の可能性が出てきた。各テーブルのモチベーションが高まる。

そして全試合が終了。テーブルごとに反省点を話し合った後、各チームの代表者が感想を発表した。あるチームの代表者は「どこに相手がいるか、次はどうするか、お互いに声をかけ合えたのが良かった」「事前に『こうなった場合はこうする』と対応を決めたら、以後は混乱がなくなった」とコメントした。

NTTe-Sports 担当課長の伊田英正氏は「eスポーツは没入感を得られるコンテンツです。そのため、社内のあらゆる世代の方にも前向きに取り組んでもらえます」とメリットを強調する。PDCAを回す、チームで協力する、他者とコミュニケーションをとる、といった実際の業務に直結するような社会人基礎力が自然と身につく。従来型の研修と違い、社員がネガティブな反応を示すようなこともなくなる。

伊田氏によれば『eスポーツ×研修パッケージ』で鍛えられる能力は「ストレス環境下でのコミュニケーションの取り方を学ぶ」「チーム内での役割分担・結論への導き方を養う」「自己評価と他者評価の違いに気づく」の3つだという。

ちなみに経済産業省では「社会人基礎力」を定義している。このうち『eスポーツ×研修パッケージ』では、「チームで働く力(チームワーク)」の能力、「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「情況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」の能力要素を養えるとのこと。

では企業が『eスポーツ×研修パッケージ』を利用する場合は、どうしたら良いのだろうか。伊田氏は「ご連絡をいただいてから1カ月間ほどで準備できます。お客様には負担をかけません。参加者リストを送ってもらい、こちらでチームの割り振りを決めることも可能です。参加者の皆さんには、こちらで用意するマニュアルに従って、ゲームタイトルを事前にダウンロードしてもらうだけです」と説明する。

ちなみに過去2回のトライアルを実施しているが、参加者からは「コミュニケーションが苦手と思われていた50代の男性社員が、eスポーツをきっかけにチームの若い社員と交流できるようになった」「普段は大人しい女性社員がeスポーツ対戦で分析能力を発揮してチームを引っ張ってくれた」「研修後のアンケートで自己評価と他者評価の違いに気が付き、今後の人材配置の参考になった」といった声が寄せられたそう。

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