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脆弱性最新情報 - Check Point VPN、FortiSIEM、Linuxカーネルで悪用確認

マイナビニュース / 2024年6月7日 7時25分

2024年5月29日(米国時間)、OktaはCustomer Identity Cloudのクロスオリジン認証機能が、流出した認証情報を使用するクレデンシャルスタッフィング攻撃(Credential Stuffing)の標的になりやすいと警告した。攻撃を確認したことを受けて、4月15日以降の次のログイベントを確認することを推奨している。

fcoa - Failed cross-origin authentication
scoa - Successful cross-origin authentication
pwd_leak - Someone attempted to login with a leaked password

クロスオリジン認証機能の有効無効にかかわらずログイベントを確認し、上記イベントの急増が確認された場合は速やかに次の対策を実施することが推奨されている。

弱いパスワードを設定できないようにする
パスワードにユーザー名の一部を含まないようにする
パスワードは12文字以上にする
流出した既知のパスワード一覧に掲載されているすべてのパスワードを拒否する

○Linuxカーネルの脆弱性悪用

米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャーセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)はLinuxの既知の脆弱性が悪用されていると警告した。悪用が確認された脆弱性は「CVE-2024-1086」として追跡される解放後使用(UAF: use-after-free)の脆弱性。攻撃者はローカルの特権昇格が可能とされる。2024年2月に修正パッチが公開され、3月には概念実証コードが公開されている。
○Hugging FaceのSpacesプラットフォームに不正アクセス

Hugging Faceは2024年5月31日(米国時間)、「Space secrets security update」において、Spacesプラットフォームへの不正アクセスを検出したと発表した。この不正アクセスによりプラットフォームの機密情報を流出した可能性があるため、組織トークンを削除し、Spacesシークレットのキー管理サービス(KMS: Key Management Service)を実装したとしている。

また、流出した可能性のあるシークレットに存在するいくつかのトークンを取り消している。トークンの取消対象となったユーザーにはメールにて通知が送信されており、キーまたはトークンを更新することが推奨されている。
(後藤大地)



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