1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

日商エレ、丸紅をベースとしたERP「GRANDIT」の商社業務アドオンテンプレート発表

マイナビニュース / 2024年6月5日 10時15分

西本氏は、「ユーザーはできるだけ開発をしたくないと考えており、要求にあったものを提供する。総合商社にとって必要な機能は変わらないので、機能を標準化していく」と語っていた。

コンソーシアムによるビジネスモデルが強み

「GRANDIT」の特徴であり強みである点がコンソーシアム方式をとっている点だ。コンソーシアムはGRANDITとコンソーシアムメンバーで運営されている。ビジネスパートナーも含めると、70社がGRANDITビジネスに参加している。

GRANDIT マーケティング室室長 高橋昇氏は、「GRANDITはパートナーに対し、ソースコードを開示している。パートナーはアドオンやテンプレートを開発して販売する権利を持っており、パートナー各社が得意な分野のテンプレートを提供している。こうしたエコシステムの下、GRANDITは支えられている」と説明する。

ERPといえば、SAPをはじめ外資のベンダーの製品が先行している中、GRANDITは日本の商習慣をくみとる形で、開発された。高橋氏は「今ではワークフローを提供しているERPも多いが、初めてワークフローを取り入れたのはGRANDITだと思う」と語っていた。

西本氏がSAPのリプレースが進まない要因の一つに人材不足を挙げていたが、GRANDITはコンソーシアムでリソースを共有する形で、競合製品からのリプレースを進めているという。そのため、GRANDITに精通するエンジニアも決して潤沢なわけではないが、極度に不足しているという状態ではないそうだ。
(今林敏子)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください