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杏、少年と寄り添う親子のような後ろ姿 生々しい感情を出し“見たことがない”演技

マイナビニュース / 2024年6月5日 18時0分

画像提供:マイナビニュース

女優の杏が主演を務める、映画『かくしごと』(6月7日公開)のアザービジュアルが5日に公開された。

○■杏主演映画『かくしごと』アザービジュアル3種を解禁

今回公開されたのは、嘘からはじまった家族を切り取ったアザービジュアル3種。海をバックに千紗子(杏)、拓未(中須翔真)、孝蔵(中須翔真)の里谷家3人がそろって写っている家族写真のような1枚には「あの夏、私たちは確かに“家族”だった」というコピーが添えられ、血のつながらない拓未と3人で過ごしたのはひと夏という短い時間だったが、家族といえるほどの絆が結ばれていたという強い思いが表現されている。

2枚目は、海を眺める千紗子と拓未の後ろ姿をとらえたもの。頭が触れ合うようにぴったりと寄り添う親子のようなカットに「嫌なことは思い出さなくていい。楽しかったことをちょっとずつ思い出していこう」という千紗子が記憶を失くした拓未に告げる言葉が添えられている。3枚目は里谷家の縁側に座る千紗子と拓未の姿を捉えた1枚。背中合わせで座り込む2人に「私のこと、お母さんって呼べる?」という、劇中で千紗子が拓未に問いかけるセリフが添えられている。杏はこのセリフについて「(拓未に)『お母さん』と呼ばせることで、共犯関係に持ち込んでいるのが罪深い」と強い衝撃を受けたと話している。

また、千紗子を演じた杏の演技について、関根光才監督は「自分の人生をぶつけてくれている感じがあって、すごく感動した」と話す。「僕は普段から人が生きている以上、怒りとかとげとげしい感情も大切にしないといけないと思っています。でも、周りのことを考えて、隠してしまう人が多く、思っていることが伝わらない社会になってしまった。その中で、今回杏さんが人ってこういうことを考えてるよね、感じてるよねって、素直な個人としての感情みたいなものを出してもらえたことが、すごくよかったです。これまでの出演作で、意外にこういう杏さんは、見たことがないのではないでしょうか。僕自身、生々しい感情を演じる杏さんをずっと見たいと思っていたので、この作品で見られて、杏さんの俳優としての凄まじい力を感じました」と杏の表現力を絶賛した。

【編集部MEMO】
映画『かくしごと』は、北國浩二氏による小説『嘘』(※嘘は正字)の映画化作で、1つの“嘘”をきっかけに、それぞれの“かくしごと”が明らかになっていくヒューマン・ミステリー。監督は『生きてるだけで、愛。』(18)で鮮烈な長編監督デビューを飾った映像クリエイター・関根光才氏が務める。長年確執のあった父親の認知症の介護のため、田舎へ戻った主人公・千紗子(杏)は、ある日、事故で記憶を失った少年(中須)を助ける。少年に虐待の痕を見つけた千紗子は、少年を守るため、自分が母親だと嘘をつき、一緒に暮らし始め、疑似親子はやがて本物の親子のようになっていくが、幸せが長くは続かなかった。

(C)2024「かくしごと」製作委員会

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