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濱田岳、歌舞伎町の頼りない警官役「『教場II』とはまったく違います(笑)」

マイナビニュース / 2024年6月6日 7時0分

画像提供:マイナビニュース

俳優の濱田岳が、フジテレビ系ドラマ『新宿野戦病院』(7月スタート、毎週水曜22:00~)に出演する。

宮藤官九郎氏のオリジナル脚本となる同ドラマの舞台は、新宿区歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」。その土地柄、救急外来を訪れる患者の多くは、貧しい路上生活者や在留外国人、ホストや風俗嬢など、一般の病院と違い、その特殊な“ワケあり”背景を持った患者たちが集う。

そこに、突如としてアメリカ国籍の元軍医である謎の女性が歌舞伎町に降臨する。彼女は、軍医経験を持つ女医のヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)。やがて彼女は、歌舞伎町で繰り広げられるさまざまな闇を明るく照らし出す存在となっていく。そして、年老いた叔父の病院に勤務する美容皮膚科医の高峰享(仲野太賀)がヨウコと出会い、歯車が動き始める。

濱田が演じるのは、歌舞伎町にある交番の地域課に勤務する巡査・岡本勇太。日夜あらゆる人間模様がうごめく歌舞伎町において、交番に駆け込んでくるトラブルを抱えた人々だけでなく、警察官にもかかわらず、町民たちからも無駄に絡まれてしまうこともあるなど、完全に舐められ切ってしまっている心優しくも頼りない街のお巡りさんだ。

警察官としての威厳は感じられず、むしろ立場関係なく、日常的にイジられているタイプ。映画やサブカル好きの警察官で「聖まごころ病院」に入り浸ったたり、休憩がてら病院を訪れている。路上のケンカやトラブルが原因でケガをした人たちを「聖まごころ病院」に運び込む。物語の要所要所に登場し、アメリカ国籍・元軍医のヨウコ・ニシ・フリーマンと美容皮膚科医の高峰享との交流が深まってく岡本が、さまざまな登場人物たちとどのように絡んでいくのか。
○■濱田岳 コメント

「僕自身、今回の役はこれまでに演じたことのない役ということでチャレンジする気持ちです。宮藤(官九郎)さん、河毛(俊作)監督、豪華共演者の方々というすごく恵まれた環境の中で、新たなチャレンジをさせてもらえることは役者冥利(みょうり)に尽きますし、ワクワクしています。今回の役どころは、歌舞伎町という街に愛情を持って、街の秩序、歌舞伎町に“流れる時間”を守る警察官という風に思っています。宮藤さんの描く一種の人情劇と捉えて、キャラクターの心の部分を丁寧に演じていきたいと思っています。これまで演じていないキャラクターなので、ある種“チャレンジしなさい”と言われているような気がしてならないです。“普通”の警察官にならないように、とにかく楽しみたいですね!『教場II』で目指していた“お巡りさん”像とはまったく違います(笑)」

【編集部MEMO】
『新宿野戦病院』にはほかにも、NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞役で橋本愛が出演。「私自身も日々、社会構造により不利益を被っていたり、人権を侵害されている状況を目の当たりにして、なんとか自分にできることはないかと勉強しているのですが、そうして培ったものを少しでも役や作品に還元できるように、また見てくださる方にとって、笑いながらも目を逸らせない作品になるよう、尽力できたらと思っています」とコメントしている。

(C)フジテレビ

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