1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

iCloud.comでメールのプライバシー設定、どうすればいい?- いまさら聞けないiPhoneのなぜ

マイナビニュース / 2024年6月7日 11時15分

画像提供:マイナビニュース

WEBブラウザで「iCloud.com」にアクセスし、iCloudメールを読み書きしようとすると、「メールプライバシー保護」というタイトルのダイアログが現れることがあります。それはAppleによるiCloudユーザのセキュリティ強化の一環で、特に理由がないかぎりチェックボックスに印を付けましょう。

この設定項目、iOS 15のとき登場したメールの「プライバシー保護」機能と基本的には同じです。iPhoneでは、『設定』→「メール」→「プライバシー保護」画面にある「"メール"でのアクティビティ保護」スイッチをオンにしておけば、迷惑メールの送り主に自分のプライバシーを知られる可能性が激減しますが、iCloud.comのメールアプリにも同等の機能が用意されているのです。

ダイアログにある「メールアクティビティを保護する」にチェックを入れると、iCloud.comを利用している端末のIPアドレスが開示されなくなり、リモートコンテンツ(URLで参照されるインターネット上のファイル)もIPアドレスを明かすことなく読み取れるようになります。

迷惑メールに小さなリモートコンテンツのURLが仕掛けられていると、そのメールを開いただけで迷惑メールの送信者に"サイン"を送ることになりかねません。IPアドレスやアクセス時刻など、迷惑メールの送信者が欲しがる情報は可能なかぎり遮断する、その方針がiOSのメールアプリだけでなく、iCloud.comのメール機能でも徹底されているのです。

なお、iCloud.comにおけるメールのプライバシー設定は、「メールボックス」リストの上部にある歯車ボタンをタップして「設定」→「プライバシーとセキュリティ」の順に開くと変更できます。iPhoneの設定アプリからは独立しているため、どう操作したか覚えていない場合は確認してみましょう。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください