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柿澤勇人&宮澤エマ、「演劇賞に全く縁がない」と話していた2人が菊田一夫演劇賞に

マイナビニュース / 2024年6月6日 14時19分

宮澤は「父がアメリカ人、母が日本人で、両親の教育の方針で『絶対にバイリンガルに育てたい』という強い思いのもとえ、英語と日本語の教育を受けてきた」と自身の背景も説明。『オデッサ』では英語監修も務め「三谷幸喜さんにたくさんのご意見をさせていただき、時にはガチンコすぎて三谷さんが本気で怒ってらっしゃる瞬間もあって、引いた方がいいんだなと思ったりとか。それぐらい真摯にまっすぐに現代を生きる日本語と英語を大事にしてくれる現場だったので、こういう結果に繋がったのかなと思っています」と明かす。

また『ラビット・ホール』についても「これは現代の日本語、口語でやるべき作品だということを強く感じたので、 演出の藤田(俊太郎)さんをはじめ、プロデューサーの田中さんにぜひとも言語を見直させていただきたいと。もちろん俳優という枠組みを超えた提案であることは重々承知していたんですけれども、これをしなくてはこの作品に還元できないと思っていたので、失礼を承知で誤訳であるところですとか、『ここは絶対に日本語でこういう言い回しがいいと思う』ということを勇気を持って発言させていただいたところ、すごく快く受け入れていただいただけではなく、どうやったらもっともっと良くしていけるかということを、初日ギリギリまでみんなで検討し続けて。セリフがこんなにあやふやのまま初日を迎えることがあるのかというぐらい、みんなで試行錯誤し続けた毎日でした」と語る宮澤。

そんな2作品が賞につながり、「インターナショナルスクールに転校して、英語ばかりの学校に行きたくないという風に泣きわめく私に『それでも行くのよ!』とお尻を叩いてくれた母、そして父、家族みんなの支えなくしては今日この場に立っていないと思います。この先も言葉を大事に大切に、 皆様の前でお芝居を真摯に伝えていけたらなと思っています」と決意を新たにした。

○■受賞一覧

・菊田一夫演劇大賞

ミュージカル『ラグタイム』上演関係者一同

・菊田一夫演劇賞

柿澤勇人(『スクールオブロック』デューイ・フィン役、『オデッサ』青年役)
宮澤エマ(『ラビット・ホール』ベッカ役、『オデッサ』警部役)
三浦宏規(『のだめカンタービレ』千秋真一役、『赤と黒』ジュリアン・ソレル役、『千と千尋の神隠し』ハク役)
ウォーリー木下(『チャーリーとチョコレート工場』『町田くんの世界』の演出)

・菊田一夫特別賞

前田美波里



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