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佐野正弘のケータイ業界情報局 第128回 性能も値段も上がった新iPadの登場で、タブレットの選び方を見直す時が来た

マイナビニュース / 2024年6月7日 21時45分

その1つは、シャオミのブランドの1つ「POCO」から6月中旬以降に発売予定の「POCO Pad」です。こちらは12.1インチのディスプレイを搭載し、チップセットにクアルコム製のミドルハイクラス向けとなる「Snapdragon 7s Gen 2」、そして8GBのRAMを搭載しながら、価格は44,800円。安さを実現するため、販路が基本的にオンラインに限定されているという制約はありますが、操作に不満の出ない十分な性能を持ちながらも第10世代iPadより安価です。

より高い性能を求める人に向けた上位のモデルの投入も発表されており、それが「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」になります。こちらは名前の通り12.4インチのディスプレイを搭載し、チップセットにはPOCO Padより上位の「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載するなどゲームやビジネス利用などにも耐えられるハイエンドのタブレットながら、価格はRAM8GB・ストレージ256GBのモデルで69,800円。非常にお得感のある価格を実現していることが分かります。

円安による値上がりに加え、iPad AirやiPad Proの位置付けがよりMacに近いものとなっている現状、「タブレットを買うならとりあえず最新のiPad」という従来の考え方は変えるべきでしょう。消費者は、値段や用途に応じて必要十分な端末を選ぶ“割り切り”を覚える必要があるのではないかと筆者は考えます。

佐野正弘 福島県出身、東北工業大学卒。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。 この著者の記事一覧はこちら
(佐野正弘)



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