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石丸幹二・井上芳雄・安蘭けいら、第49回菊田一夫演劇賞 作品への思い・賞金の使い道は

マイナビニュース / 2024年6月6日 20時28分

井上は「『カツラを被って、これで自分は黒人の方を演じられるんだ』と安心材料にしてしまってたところはあって、そうじゃないと表現できないんじゃないかという不安もあったのかもしれないんですけど、もう僕たちに記号はいらないんだなと思いました。生きた人間として、勇気を持って、その作品作品にふさわしい表現形態を探っていければ、必ずお客様に届くという自信も勇気も、この作品からもらいましたので、またこの作品が日本でも世界でもさらに愛され続けることを願います」と語った。

安蘭は「演出家、演者、スタッフさん、本当にみんなの力でこの作品を作り上げて素晴らしいものにできたんだなと思います。そして、この作品を愛してくださったお客様がたくさんいらっしゃったんだなっていうことを本当に嬉しく思っています」と感謝。そして「とても大きな賞をいただき、素晴らしい賞金をいただき、みんなでどうやって分けようかなって、それがこれからの課題かなと思ってます」と賞金の話で盛り上げた。

また、『チャーリーとチョコレート工場』『町田くんの世界』の演出で菊田一夫演劇賞を受賞したウォーリーは「賞金も一応家族で話し合いをしてまして、 昨日ようやく決まりまして、小犬を飼うとなりました」と使い道を明かし、会場もどよめく。「で、今日来たら偶然すごい似てるんですよね」とまさかの故・菊田一夫さんの写真を示し、「『キクちゃん』という名前になる可能性が高いんですけど、ぜひその時はかわいがってください」と語りかけた。

ウォーリーは受賞対象となった 2作品について「共通点が1つだけあって、『好き』ということをとても肯定してくれる作品」とも。「僕も特にコロナで、『好きなことを好きだからやる』とか、『お金にならないからどうだろう』とか、いろんな好きという言葉の中の相反する辛さみたいなものを考える時期があったんですけど、 今は好きだからやるということをとても好意的に思ってまして、これからも好きな演劇やミュージカルを作っていきたいと思っております」と思いを表した。

○■受賞一覧

・菊田一夫演劇大賞

ミュージカル『ラグタイム』上演関係者一同

・菊田一夫演劇賞

柿澤勇人(『スクールオブロック』デューイ・フィン役、『オデッサ』青年役)
宮澤エマ(『ラビット・ホール』ベッカ役、『オデッサ』警部役)
三浦宏規(『のだめカンタービレ』千秋真一役、『赤と黒』ジュリアン・ソレル役、『千と千尋の神隠し』ハク役)
ウォーリー木下(『チャーリーとチョコレート工場』『町田くんの世界』の演出)

・菊田一夫特別賞

前田美波里



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