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待ってた! パナの卓上食洗機に洗剤自動投入モデル、汚れ落としのパワーもアップ

マイナビニュース / 2024年6月7日 6時0分

たとえば、従来モデルのNP-TZ300は、食器40点、小物20点を洗った場合の一回の使用水量が約11L。手洗いした場合の一回の使用水量は(日本電機工業会自主基準による洗い方をした場合)約75Lなので、約6分の1の水で洗える計算です。

新製品NP-TZ500はここからさらに節水性がアップし、同じ量の食器を約9.9Lで洗えるようになりました。これは手洗いの約7分の1もの水量になります。

○そもそも食洗機は汚れをちゃんと落とせるのか?

これだけ使う水の量が違うと「汚れが落ちにくいのでは?」と不安になる人もいるかもしれません。

実際にパナソニックのアンケートでは、食洗機を買わない理由の第一位は「ちゃんと汚れが落ちるか不安」だったそう。しかし、じつはちゃんとした食洗機なら、むしろ手洗いより食器をキレイに洗浄できます。その理由は3つ。

ひとつは、人が触れないくらいの高温の熱湯で洗うため。頑固な油脂汚れも熱湯ならスルッと溶かせ、しかも約60~80度の熱湯なので同時に除菌もできます。

次が強力な水流で、NP-TZ500は下段に2つ、上段に1つの回転のズルを搭載。さらに背面ノズルでコップの奥までしっかり水が届きます。水は高さ約2mまで飛ぶくらいの勢いがあるので、汚れがキレイに落とせるのです。

最後に、食洗機用の洗剤は「人の手に優しい」必要がありません。このため、アルカリ性などの強い汚れを落とす成分が使えます。食器用洗剤とスポンジでゴシゴシ洗っただけでは落ちないような茶渋も、食洗機ならスッキリ落ちるのです。

また、TZシリーズはパナソニックの除菌消臭技術「ナノイーX」による送風ができるのも魅力。庫内にナノイーXを充満させることでニオイや菌の抑制ができるので、朝汚れたまま放置した食器が、夜になっても臭くなりにくいのです。「ニオイや菌の繁殖が気になる」と、食事のたびに食洗機を動かす必要がなく省エネな使い方ができると、従来モデルから人気の機能です。

TZシリーズはデザイン性や機能性の高さで従来から人気のある製品でした。今回のモデルチェンジでは、さらに「洗剤投入」の煩わしさからも解放。汚れにあわせた洗浄もできるようになり、使いやすさが圧倒的にアップしている印象です。

今は高機能洗濯機には当たり前のように搭載されている洗剤自動投入機能ですが、今後は卓上食洗機でも普及することを期待したいですね。

倉本春 くらもとはる 生活家電や美容家電、IoTガジェットなど、生活を便利にする製品が大好きな家電ライター。家電などを活用して、いかに生活の質をあげつつ、家事の手間をなくすかを研究するのが現在最大のテーマ。 この著者の記事一覧はこちら
(倉本春)



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