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寄付金3億円で受け取れるものは? ふるさと納税「高額返礼品」の世界

マイナビニュース / 2024年6月11日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

応援したい自治体や故郷など、好きな自治体を選んで寄付ができる「ふるさと納税」。魅力的な返礼品がもらえることもあり、近年ではすっかり身近な制度となりました。さて、ふるさと納税というと、5,000円~数万円程度の寄付でもらえる返礼品が多いですが、中には10万円を超える「高額返礼品」も存在しています。

そこで今回は、ふるさと納税の仕組みとともに、魅力的な高額返礼品を厳選してご紹介します。

■ふるさと納税とは? いくらまで寄付できる?
<ふるさと納税の仕組み>

ふるさと納税とは、自分が選んだ自治体に寄付ができる制度です。寄付をすることで、寄付した金額のうち2,000円を差し引いた部分については、住民税が減額(控除)されたり、所得税の払い戻し(還付)が受けられたりします。

また、ふるさと納税では寄付したお金の使い道を指定でき、寄付した地域の名産品などをお礼の品として受け取ることもできます。寄付額のうち約3割はお礼の品の調達に使われ、残りの寄付額は指定した使い道に使われます。

たとえば、ふるさと納税で3万円の寄付をすると、そのうちの3割である9,000円相当の返礼品が受け取れ、残りの2万1,000円は指定した使い道(+諸経費)に使われます。そして、3万円から2,000円を差し引いた2万8,000円の税金が控除・還付されるのです。
<ふるさと納税の上限額は>

ふるさと納税は、収入や家族構成によって、寄付額から控除される金額が異なります。たとえば、年収400万円で独身または共働き(※)の方の場合、控除上限額は4万2,000円となり、その金額を寄付した場合は4万円分の税金が控除・還付されます。また、年収1,000万円で独身または共働きの方の場合、控除上限額は18万円となり、その金額を寄付した場合は17万8,000円分の税金が控除・還付されます。

さらに収入が上がり、年収1億円で独身または共働きの方の場合、控除上限額は433万円となり、その金額を寄付した場合は432万8,000円分の税金が控除・還付されます。

このように、控除上限額は高収入の方ほど高くなる仕組みですので、収入が高くなるにつれよりたくさんの自治体や高額な返礼品がもらえる自治体に寄付できます。

なお、ふるさと納税は「寄付」であるため、寄付できる金額に上限はありませんが、控除上限額を超えて寄付を行うと、その分は基本的に自己負担となります。たとえば、控除上限額5万円の人が6万円の寄付を行った場合、上限を超えた1万円は自己負担となり、税金の控除や還付は受けられません。

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