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パスポートのいらない英国!? 福島の「ブリティッシュヒルズ」でプチ留学を体験

マイナビニュース / 2024年6月15日 11時30分

画像提供:マイナビニュース


中世英国の街並みに、英語が飛び交う邸宅やレストラン。ここは"パスポートのいらない英国"がコンセプトの「ブリティッシュヒルズ」だ。

しかも日本から飛行機で約14時間半かかるイギリスとは違い、東京から新幹線とシャトルバスを使い約2時間半でたどりつく。宿泊施設も備えた同施設で、英国文化を体験する一泊二日を過ごしてみた。

東京から2時間半で行ける! 中世英国の世界

東京駅から東北新幹線に乗り約80分、JR新白河駅からリムジンバスに乗り約40分の福島県・羽鳥湖高原に位置するブリティッシュヒルズ。海抜1,000メートルの高さにあるこの地は、スコットランドのハイランド地方に近い風土を持ち、夏は涼しく、冬は白銀の世界を楽しめる。

まるで衛兵が佇んでいそうなゲートをくぐり抜けると、イギリス国旗が並ぶアプローチが我々を出迎える。

ブリティッシュヒルズは、1994年に神田外語大学・神田外語学院を運営する佐野学園の語学研修施設として設立された。当時の留学率は全学生の2割程度だったそうで「全ての学生に異国文化を体験させたい」という想いから、英語だけでなく英国文化を学べる施設として誕生した。

さらに、建築資材はすべて英国から取り寄せ、建築様式からインテリアに至るまで時代考証に基づき造られているというから驚きだ。

レセプションとなる「マナーハウス」までの道のりには、12~18世紀にかけて建てられた英国の民家を思わせるゲストハウスが立ち並ぶ。

そのほか、ウェールズにある中世の城「Caerphilly Castle(ケルフィリー城)」などをモデルにした研修利用限定の宿泊施設「バラック」を横目に、レセプションとなるマナーハウスへ。ここは中世の英国貴族が、荘園内に建てた邸宅をイメージして建てられており、フランス語の「マノワール(郊外、田舎という意味)」に由来するのだとか。

早速、送迎バスから降り立つと「Hello, welcome! Would you like to check in?(こんにちは、ようこそ! チェックインをされますか?)」と英語で出迎えられる。

そのままベルスタッフに誘われ、石段造りの階段をのぼり重厚な黒い扉を抜けると……中央には階段、頭上にはフランスから取り寄せたシャンデリアが輝き、サイドにはオープン型暖炉が配されたエントランスホールに通される。

英国到着時のイミグレーション(出入国審査)をほうふつとさせる、ヴィクトリア時代の壮麗な空間が特徴的だ。

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