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小学生「裸眼視力1.0未満」が過去最大 - 目の病気や異常に気づけるサインとは?

マイナビニュース / 2024年6月10日 11時42分

画像提供:マイナビニュース

ビジョンメガネでは、子どもの弱視など眼疾患の早期発見につなげるための啓蒙活動を行っている。

○裸眼視力が1.0未満の小学生の割合は過去最大

子どもの視力低下が進んでおり、文科省が2023年11月に公表した2022年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力が1.0未満の小学生の割合は過去最大の約4割で、中学生も過去最大となる約6割に上ることわかった。 また、「眼鏡DB(データベース)2023」(眼鏡光学出版)によると、5~14歳の眼鏡購入人口は、コロナ前の2019年から2022年にかけて約57%増加しており、コロナ禍以降の子どもの眼鏡人口の拡大ぶりが伺える。

こうした背景もあり、同社は6月10日の「こどもの目の日」をきっかけに、子どもを持つ保護者に向けた情報発信を強化したという。

その1つとして、目の病気や異常に気づける"子どものサイン"を9つのイラストで紹介するポップを、全国の店舗に掲示するほか、HP上で公開。日常の仕草で「ものを見るとき頭を傾けたり、横目で見たりする」「ひどくまぶしがる」といったことがあると、弱視などの眼疾患の可能性が考えられるが、そうした仕草を同社キャラクター「ビジョンくん」を使い、わかりやすく伝えている。

店頭で販売スタッフが保護者から目の異常に関する相談を受けた場合は、まずは眼科受診を促し、早期発見と治療につなげる。そのほか、同社のHPにおいては「3歳児健診の屈折検査」の重要性に関するコンテンツを公開している。

また今回、「眼鏡作製技能士」の1級を取得している同社営業本部・教育担当 課長の小倉正道氏が、子どもの「視力検査・眼鏡づくり」のポイントを解説した。

○「視力検査」はいつ頃から可能?

一般に3歳以上になると「自覚的視力検査」が可能になると言われており、厚生労働省が義務付けている3歳児健診で視力検査が受けられるという。小倉氏は、屈折異常の早期発見、治療のためにも自治体の健診を受けることを推奨している。なお、子どもは自分から「見えづらい」と言うことはめったにないとか。そのため、本やテレビを観ている時の距離や目の動きなどを、大人が注意して見てあげることが大切だという。
○眼鏡を作った方が良い視力は?使用頻度は?

眼鏡は、一般的に近視で視力が「0.3以上0.7未満」であれば必要な時だけ使い、「0.3未満」であれば、常に使ったほうが良いと言われているそう。とはいえ、日常生活の眼の酷使の頻度によっても異なり、近視だけでなく遠視や乱視などの人もいるため「参考としてください」とのこと。

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