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名言ななめ斬り! 第78回 紀子さまのお言葉「お身体を大切にしてください。」-かつての“パーフェクト宮妃”はなぜこんなにバッシングされてしまうのか

マイナビニュース / 2024年6月11日 7時0分

今、日本で一番信念バイアスにさらされているのは、秋篠宮親王妃・紀子さまではないでしょうか。秋篠宮さまが皇嗣となられたことでスタッフが増え、それに伴う改修工事に30億もの費用がかかったこと、佳子さまは新しい宮邸にお住まいにならず、仮住まいにしていた分室に今もお住まいになっているそうですが、税金の無駄遣いという声がネットでは上がっています。

紀子さまと言えば、学習院大学の書店員さんから秋篠宮さまを紹介されて知り合われたたことから「キャンパスの恋」と報じられ、お父さまが教員を務めていた学習院大学の社宅にお住まいだったため「3LDKのプリンセス」とちょっと意地悪な呼ばれ方をされたこともありました。しかし、皇室入りされた後は、すぐにお子さまに恵まれ、美智子さまをお手本として皇室にうまく適応していきます。雅子さまが適応障害のために療養を余儀なくされた時も、紀子さまは公務と子育てを両立し、悠仁さまを出産なさいました。現行の法律では、女性は皇位を継承することができませんので、紀子さまが“お世継ぎ”をご出産されたことで、皇室の救世主となられたわけです。現在の天皇陛下の妹君・黒田清子さんの結婚相手、黒田慶樹さんは小学校から秋篠宮さまのご学友で、紀子さまとはサークル活動のお仲間でもあったそうです。気軽にデートができない二人のために、宮邸を開放するなど、婚家のために尽くしまくり、“パーフェクト宮妃”と言われたものでした。

一方、その頃、叩かれまくりだったのが現在の皇后陛下、雅子さまでした。適応障害で療養中にも関わらず、オランダにご静養に行かれたことで「公務はしないのに、遊びには行ける」と批判されます。保守系の月刊誌には「美智子さま、紀子さまは社会人経験がないから、皇室にすんなり馴染めたが、雅子さまはキャリアウーマンだから適応できない」と書き立てられ、役に立たない嫁なのだから、実家が引き取るべき、つまり離婚せよとはっきり言った論客もいました。ご実家のご家族もどんなにか苦しまれたことでしょうか。
○かつて雅子さまも美智子さまも…行き過ぎたバッシング報道に対応はできないの?

こうやって見ていくと、批判と言うのはバイアスというか、結果ありきの後付けと言えるのではないでしょうか。雅子さまがかつて批判されたのは、キャリアウーマンだったことが悪いのではなく、単に公務をお休みになっていたから。同様に、パーフェクトな宮妃と言われていた紀子さまが今、バッシングにさらされているのは、小室眞子さんの結婚の際の遺恨が尾を引いているのだと思います。小室圭さん本人の問題ではないのに責めるのは酷ですが、母上の金銭トラブルをもっと早く、もっと円満に解決できていたら、こんなことにはならなかったと思います。「いい結果の時はすべて正しい、悪い結果のときはすべて間違っている」という信念バイアスを、日本の諺に置き換えると「勝てば官軍、負ければ賊軍」ではないでしょうか。結果を出さない時にはいろいろ言われてしまうのは、人の世の習いなのでしょう。ですから、周囲に何を言われても気にしないのが一番です。

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